“ゴルフ8”は名乗らずに深化
11月10日、フォルクスワーゲンは新型「フォルクスワーゲン・ゴルフ」を発表した。新しいゴルフは、レーンアシストとアダプティブクルーズコントロール、交通渋滞アシストを組み合わせ、最大60km/hの範囲でステアリング/ブレーキ/アクセルの各操作を自動化する自動運転機能を装備。また、来週のロサンゼルス・オートショーではEV仕様のe-ゴルフも発表するとしている。
新ゴルフはこれまで通り2ドアと4ドアのボディタイプが用意され、ゴルフ初となる可変シリンダー機構付きで150ps(110kW)を発生する直4ガソリンターボ“1.5TSI Evo”エンジンを新搭載。そのほか130ps(96kW)のBlueMotion仕様も用意される。またGTI用の2.0リッター直4エンジンは230ps(169kW)、GTI Performance用は245ps(180kW)にまで出力が向上。その上でいずれのエンジンも現実世界の走行条件で1リッター/100km以上、燃費が改善しているとのこと。トランスミッションはデュアルクラッチの7速DSGが組み合わされる。もちろん、プラグインハイブリッドのゴルフGTEも健在だ。
インテリアでは、9.2インチ・ディスプレイを中核とする新しいインフォテインメントシステム“Discover Pro”を採用しているのがトピックとなる。ハーバート・ディエス会長は「新型ゴルフでもっとも注目すべき技術のひとつであり、コンパクトカーでは初となる相互接続機能を備えた、スマートでまったく新しいインフォテインメントシステム」と紹介している。
なお、フォルクスワーゲンは2017年中に10以上のニューモデルを投入する予定という。ラインナップのリニューアルは2020年までに完了するとのことだ。
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