"長野県" の記事一覧 - 2ページ目 2019.04.24 いまも不通区間が残る中央構造線の谷をゆく「秋葉街道」(長野県/静岡県)【日本の街道を旅する】 崩落が激しいため道路やトンネルが作れない中央構造線という巨大断層が生みだした谷筋には水が湧き、川が流れ、集落や街道が発展していった。ただし、この地形は諸刃の剣で、道路整備を長年阻んできた。国道152号・秋葉街道は『分断国道』とも呼ばれている。山塩館のご主人がみずから塩作りの現場を見せてくれた。秋葉街道は南アルプスの西側… 旅&ドライブ 2019.04.19 お地蔵さんの立つ旧道を越え、霊峰・御嶽の山ふところへ(長野県・地蔵峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 名著『日本百名山』の表紙にもなった御嶽の眺め木曽路から飛騨高山を目指すなら国道361号の旧道を走ってほしい。長いトンネルを抜ける新道では、開田高原に着くまで見えない霊峰・御嶽が、曲がりくねった旧道を行くと、峠を越えた瞬間、目の前に大きな姿を現してくる。開田高原にある木曽馬の里。ここからも御嶽はよく見える。「峠」が付く日… 旅&ドライブ 2019.04.18 戸隠連峰の岩肌がそそり立つ峠を越えて、伝説が息づく山里へ(長野県・大望峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 戸隠連峰と北アルプスを一望にする大きな眺め長野市の西の外れに位置する旧・鬼無里村には、豊かな自然とさまざまな伝説がいまもたっぷりと残されている。この静かな山里へと続く道が今回紹介する大望峠である。目の前にそそり立つ戸隠連峰の岩壁と遠くに浮かび上がる北アルプス。そのスケールの大きな眺めには、まさに「大望」の名がふさわしい… 旅&ドライブ 2019.04.17 国道最高地点を越える日本屈指の山岳ルート(群馬県/長野県・渋峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 下界では味わえないダイナミックな山岳風景道路の両側にそそり立つ雪の壁。渋峠から群馬側に少し下ったあたりが最も積雪量の多いポイントで、壁の高さは7-8mにもなる。日本の峠道を語るうえで、志賀草津道路の渋峠を外すわけにはいかないだろう。なにしろ標高2172mのピークは日本の国道の最高地点であり、日本列島の脊梁、中央分水嶺を… 2019.04.16 標高2360m、日本一高い車道の峠道(長野県/山梨県・大弛峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 麓から峠まで駆け上がれば季節も一瞬で移り変わる奥秩父の山並みを越えて山梨県と長野県を結ぶ川上牧丘林道。この道は志賀草津道路の渋峠より200m近くも高い標高2360mの大弛峠を越えていく。峠の長野県側は千曲川の源流域。そこから日本一長い河川が日本海へと流れていく。シラカバ林に囲まれた川上牧丘林道の長野県側。林間に湧く水は… 旅&ドライブ 2019.04.10 関東平野の縁にそそり立つ中山道でも屈指の難所(長野県/群馬県・碓氷峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 上って下るのではなくひたすら上り続ける峠道広大な関東平野を縁取るように、そそり立つ上信国境の山々。その少しでも低いところを探るように開かれてきたのが碓氷峠である。律令時代の官道から現代の高速道路や新幹線にいたるまで、時の流れとともに移り変わる人の営みが深く刻み込まれている上信越道・碓氷軽井沢ICと軽井沢の町を結ぶ県道9… 旅&ドライブ 2019.03.22 佐渡の金と養蚕がもたらした宿場の繁栄「北国街道」(長野県/新潟県)【日本の街道を旅する】 養蚕景気のおかげでいまも残る旧街道の町並みゆったりと噴煙をたなびかせる浅間山の裾野を千曲川の流れと寄り添うように進んでいく北国街道。佐渡の金銀を江戸へと運んだこの街道のあちこちには、いかにも日本の田園地帯といった風景が点在する。観光地をあくせく巡るのではなく、のんびりと旅したい。数多くの映画ロケにも使われてきた浦里小学… 2019.03.20 北アルプスの山裾を牛方が行き来した塩の道「千国街道」(長野県/新潟県)【日本の街道を旅する】 海から塩を運ぶ道は内陸の人々の生命線だった有史以前から、人や獣は移動を繰り返し、道は自然発生的に形作られてきた。その典型が、いわゆる塩の道である。山国信州と日本海を結ぶ千国街道。雨の日も風の日も塩を運び続けてきた道には、先人たちの知恵が秘められていた。大町と白馬の境、千国街道・旧道の佐野坂峠では三十三体の観音像が道行く… 旅&ドライブ 2018.12.10 旅心をかき立てる道。絶景ドライブ100選「国道148号・千国街道(長野県/新潟県)」 国道148号・千国街道(No.053)北アルプスを仰ぎ見ながら走る塩の道。日本の海岸部と内陸部を結ぶ主要ルートの大半は、その起源をたどると塩の道になるといわれる。そうした塩の道のなかでも特に有名なのは、信州の松本から新潟の糸魚川へと延びる千国街道だろう。時は戦国の永禄10年(1567年)、甲斐の武田信玄は、駿河の今川氏… 旅&ドライブ 2018.10.03 旅心をかき立てる道。絶景ドライブ100選「南アルプスエコーライン(長野県)」 南アルプスエコーライン(No.054)分断国道の迂回路の、そのまた奥を抜ける秘境の道。南アルプスの3000m級の高峰群をときおり仰ぎ見ながら、深い森の中を走っていくと、突然視界が開けて小さな集落が現れた。標高800-1100mの尾根筋に約60戸の民家が寄り添うように建ち並ぶ飯田市上村の下栗地区である。この天空に浮かぶ山… 旅&ドライブ 2018.08.31 旅心をかき立てる道。絶景ドライブ100選「高ボッチスカイライン(長野県)」 高ボッチスカイライン(No.052)道路の両側に広がる360度の展望に圧倒される。国道20号・塩尻峠の西側から、高ボッチ高原を抜け、標高1928mの鉢伏山山頂近くまで延びていくワインディングロード。登り口は山あいの集落の中をゆくクネクネ道なので、「この道のどこがスカイラインなのか?」と自問したくなるような道なのだが、途… 旅&ドライブ 2018.08.10 旅心をかき立てる道。絶景ドライブ100選「美ヶ原スカイライン(長野県)」 美ヶ原スカイライン(No.051)ビーナスと結ばれるはずだった、もう1本の絶景ロード。松本市郊外の美鈴湖畔から美ヶ原・王ヶ頭直下の終点まで、標高差約1300mを約16kmで登り切ってしまうワインディングロード。そのハイライトは終盤の区間にある。ルートの起点となる美鈴湖からは、これでもかと曲がりくねる舗装林道(旧・林道美… PREV 1 2 3 NEXT