"日本の峠を旅する" の記事一覧 - 2ページ目 旅&ドライブ 2019.04.15 南国ムードあふれる七浦七峠の海辺(宮崎県・堀切峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 おそらく日本で一番低いシーサイドの峠道わずか標高62mにも関わらず、国土地理院の地形図にも記されている堀切峠。クルマで走ると峠であることを意識する間もなく通り過ぎてしまいそうだが、徒歩で街道を行き来していた人には、とても険しい登りと下りの連続だった。峠の脇に立つ宮崎交通のバス停。初代社長の岩切氏は「宮崎観光の父」とも呼… 2019.04.15 茶屋から眺める富士は今も昔も変わらない(山梨県・御坂峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 二代目の手によって営業再開した峠の茶屋最近、急速に数を減らしているのが峠の茶屋である。新トンネルの開通で御坂峠の天下茶屋も一時廃業したが、約10年の時を経て復活。太宰治を愛する文学ファンや富士の眺めを楽しむ人で今も賑わっている。昭和初期に国道8号として開削された御坂峠の道。御坂隧道から北の冬季閉鎖は4月下旬に解除予定。… 旅&ドライブ 2019.04.14 伊豆半島の稜線から海越しの富士を仰ぐ(静岡県・仁科峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 中央との太いパイプを持つ村長の奔走で開通した道太平洋に突き出た伊豆半島を古くから陸路でつないできたのは、内陸の修善寺から天城峠を越えていく下田街道だった。一方、駿河湾に面する西伊豆エリアは道路や鉄道の建設が進まず、「陸の孤島」と呼ばれるほど交通の便が悪い土地だった。そんな土地の人々の願いをかなえるため開かれたのが仁科峠… 旅&ドライブ 2019.04.14 新宿から甲府盆地 へ甲州裏街道の峠越え(山梨県・柳沢峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 青梅街道をひたすら走り多摩川の源流域2012年に中央道の笹子トンネルが事故で長期にわたって通行止めとなった時、混雑する国道20号の迂回路として、多くのクルマが通り抜けていった柳沢峠。東京都心の新宿と甲府盆地とを険しい山越えで結ぶ青梅街道は、関所を通らずに済むことから、江戸時代には「甲州裏街道」と呼ばれていた。幕末の甲州… 旅&ドライブ 2019.04.13 踊り子も越えていった伊豆山中の峠道(静岡県・天城峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 山中にひっそりたたずむ石組みのトンネル川端康成の『伊豆の踊子』を始め、数々の文学作品のほか、映画や歌謡曲の舞台となってきた天城峠。ここは幕末の志士・吉田松陰が密航を企て、海外を夢見ながらひそかに越えていった峠でもある。旧道に分け入れば、そこには昔ながらの峠の風情があふれている。天城峠から河津浜までは15kmほど。山から… 旅&ドライブ 2019.04.13 東京湾から太平洋まで南房総の稜線を走りつなぐ(千葉県・白石峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 房総半島の最高峰の脇を東西に延びていく林道嶺岡林道の鋸南町側からは東京湾越しに富士山も見える。南房総のなだらかな山並みを越え、東京湾側の鋸南町と太平洋側の鴨川市を結ぶ嶺岡林道。ここは古くから人や馬が行き来してきた稜線伝いの道だった。「ここには縄文時代の住居が復元してあったんだけど、このあいだ雷で焼けちゃってね」と教えて… 2019.04.12 西の富士にも負けない、東の秀峰に駆け上がる(茨城県・風返峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 江戸の人々にとって山といえば富士と筑波江戸のランドマークとして、富士山とともに浮世絵にも描かれてきたのが筑波山である。林立する高層ビル群に遮られ、東京から目にできる機会はめっきり減ってしまったが、いまでも中腹の峠まで駆け上れば、広い関東平野を一望にすることができる。風返峠から見上げる筑波山。右が女体山(標高877m)、… 旅&ドライブ 2019.04.11 美しい棚田が広がる峠の集落を越えて(新潟県・星峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 まわりが峠だらけなのであえて名前を付けた!?新潟県の山間部に「峠」という名前の小さな集落がある。この名もない峠の集落を近ごろ有名にしたのが美しい棚田。その山深さゆえに守られてきた日本の原風景がいまも息づいている。国道253号・儀明峠トンネルの東側に広がる儀明の棚田。水面に映り込んでいるのは桜の木で、開花期には格好の被写… 旅&ドライブ 2019.04.10 関東平野の縁にそそり立つ中山道でも屈指の難所(長野県/群馬県・碓氷峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 上って下るのではなくひたすら上り続ける峠道広大な関東平野を縁取るように、そそり立つ上信国境の山々。その少しでも低いところを探るように開かれてきたのが碓氷峠である。律令時代の官道から現代の高速道路や新幹線にいたるまで、時の流れとともに移り変わる人の営みが深く刻み込まれている上信越道・碓氷軽井沢ICと軽井沢の町を結ぶ県道9… 旅&ドライブ 2019.04.09 枝を折りつつ進んだ秘境に延びる銀の道(新潟県・枝折峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 巨大な鉱山都市があった越後山中の秘境・銀山平銀山湖とも呼ばれる只見川源流の大きなダム湖の脇を抜け、越後から奥会津へと続く国道352号は酷道ファンにはお馴染みのルート。途中には集落も、ガソリンスタンドもなく、ときには山から流れ出す沢水が道路を横切っていく険しい山道である。その最高地点に位置するのが銀山街道の枝折峠である。… 旅&ドライブ 2019.04.08 西吾妻山の稜線まで九十九折りを駆け上る(山形県/福島県・白布峠)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 走り応えあふれる峠越えのワインディング福島県と山形県の境に連なる吾妻連峰の険しい山並み。その西寄りの稜線を越えていくのが西吾妻スカイバレーの白布峠である。この峠道の南側、桧原湖の水底には会津米沢街道の宿場町が静かに眠っている。白布峠の前後では、南の裏磐梯高原だけではなく北の米沢市街も眼下に見ることができる。天気が良けれ… 旅&ドライブ 2019.04.07 六里の道のりを六十里と称した会越国境の険しい峠越え(新潟県/福島県・六十里越)【絶景ドライブ 日本の峠を旅する】 元首相のお膝元から会津へ抜ける険しい峠道県境のトンネルの前後には大小50あまりのスノーシェッドが続く。越後と会津を結ぶ歴史ある街道ながら、近年まで自動車での行き来ができなかった六十里越。スノーシェッドの連続する険しい峠道を走れば、「一里の道を十里に比す……」という、昔の旅人の気分がたっぷりと味わえる。戊辰戦争で名を馳せ… PREV 1 2 3 NEXT