"世界の傑作車スケルトン図解" の記事一覧 - 4ページ目 世界の傑作車スケルトン図解 2019.08.19 「シトロエン DS」は、このうえなく安楽な異次元のカプセル【世界の傑作車スケルトン図解】#07-2 アー・ベー・セーからフランス語を学ぶような世界があっけに取られたのも無理はない。今あらためて眺めても、空力フォルムの軽量ボディ、自動クラッチによるセミAT、液圧ストラットで自在に調整される車高、エアスプリング、矢のように直進するFFのロングホイールベースなど、新技術の塊。それが60年も前のことだった。まだ電子制御などな… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.08.19 「ジャガー・Eタイプ」は、ル・マンの栄光をまとった1950〜1960年代の金字塔【世界の傑作車スケルトン図解】#08-2 有名人も狂喜したブリティッシュ風味ジャガーの創始者ウィリアム・ライオンズ(1901〜1985年)は、消費者の心理を読み抜く鋭い眼力の持ち主だった。スワロー・サイドカーからSSスポーツカーを経て、戦後すぐ1945年にジャガーを創業した彼は、「姿が美しく高性能で、本格的な雰囲気を持ちながら、そこそこ買いやすいクルマ」に一貫… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.08.19 「ジャガーEタイプ」はかっこ良くて、速くて、買い得な魅惑のカプセル【世界の傑作車スケルトン図解】#08-1 ずば抜けた商才から生まれた魅惑のカプセル古い階級意識に固まったイギリスから飛び出し、勝ち戦の好景気に沸くアメリカにロックオン。レースで培った名声を公道に翻訳し、偉ぶった名車より大幅に安く売った英断が、しがらみなど関係ないアメリカ人の心を直撃した。ジャガーEタイプ1:固定長のハーフシャフトにアッパーウィッシュボーンも兼ね… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.08.18 こんな破天荒な高級車をポンと買うフランス人は偉かった!「シトロエン DS」は時代を50年も先取りした宇宙船【世界の傑作車スケルトン図解】#07-1 想像を絶する「水と空気」のサスペンション戦前からFFに力を注いだのに加え、誰も予想だにしなかった未確認走行物体を平気な顔でポンと出した。フランス人も偉かった。こんな破天荒な高級車を平気な顔でポンと買って、タクシーにも使ったのだから。シトロエンDS1:中央のボス部を隠した1本スポークのステアリングホイール2:ルーフの大半… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.08.06 REだからこそ生まれた「陸のジェット戦闘機」が「マツダ・RX-7」だ!【世界の傑作車スケルトン図解】#22-2 何よりこだわった軽量化と重量配分ほかのどんなエンジンでも味わえないロータリーエンジン(RE=ヴァンケル・ロータリーピストン・エンジン)を搭載し、スポーツカーを愛する者の心を虜にしたRX-7には、3つの世代がある。竹を割ったように明快な清潔感にあふれていたSA22C型(1978〜1985年)、思いきりヨーロッパ的な風情を… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.08.06 「マツダ・RX-7」はロータリーあればこそ磨き抜かれた日本だけのスポーツカー【世界の傑作車スケルトン図解】#22-1 世界でマツダ、ただ一社がなしえたロータリーエンジンの量産化内燃機関の常識に反旗をひるがえしたロータリーエンジンを、本格的に量産できるまでに開発したのは、世界でもマツダだけ。それはスポーツカーに最適だったから、どう活かして使いきるか、燃えに燃えた技術陣が丹精を込めて育てあげたのが、3代にわたるRX-7の系譜だった。3代目… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.07.31 「スバル・インプレッサ」が涼しい顔で駆け抜けた世界ラリー最前線の修羅場【世界の傑作車スケルトン図解】#26-2 技術の正論こそ、すべての根源インプレッサは実用的で乗りやすいコンパクト級スバルとして愛されているが、その名を耳にした瞬間、誰の脳裡にもWRC(世界ラリー選手権)での大活躍が蘇る。1983年から2009年までの16年間、並みいる名門や強豪を敵に回して世界のラリーステージを疾駆し、マニュファクチュアラーズ選手権を3年連続で… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.07.31 陸の戦闘機「スバル・インプレッサ」が世界のラリーで連戦連勝を飾った秘密【世界の傑作車スケルトン図解】#26-1 真っ正面から技術を徹底的に磨き上げた水平対向エンジンとフルタイム4WDは、スバルの金看板。コストや儲けを二の次にして、真っ正面から技術を徹底的に磨きあげ、ラリー界に勇名を轟かせたのがインプレッサ。鮮やかなブルーのボディの奥には、数々の軍用機で培った技術が、強固な背骨として息づいている。IMPREZAWRC20011:プ… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.07.30 読み慣れた文脈だからこそ強くそそられるノスタルジー「トヨタ・カローラ・レビン」【世界の傑作車スケルトン図解】#24-2 心の底から唄える身の丈スポーツAE86の型式名とともにカローラ・レビンとスプリンター・トレノが登場した1983年、すでにクルマ界はFFを中心とする新時代を迎えていた。カローラとスプリンターも遅ればせながらFFに転向した。その中で唯一スポーツモデルの旗印を掲げたレビンとトレノは、先代(TE71)までの流れの生き残りという… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.07.30 フォルクスワーゲン・ゴルフはビートルの後継車にして新世代水冷VWの決定版だ【世界の傑作車スケルトン図解】#06-2 小型車のグローバルスタンダードを構築1974年5月、パサート、シロッコに続く新世代フォルクスワーゲン(以下VW)第三弾として誕生したゴルフは、リアにハッチゲートを持つ革新的なパッケージング、あるいはクラスの常識を超越した性能によって、後世の小型車に多大な影響を与えた傑作。また、長らくVWの屋台骨を背負ってきたビートルの… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.07.30 あぁ懐しの「ハチロク」! カローラ界の頂点をきわめたレビンとトレノ【世界の傑作車スケルトン図解】#24-1 複雑怪奇な現代社会へのアンチテーゼ「ハチロク」の愛称で知られ、トヨタの新型車にまで名前が引き継がれたナツメロの名曲がAE86型のレビンとトレノ。デビュー当時すでに何も新しさはなかったが、さっくり描いた素直さが、かえってスポーツ心を波立たせた、複雑怪奇な現代社会へのアンチテーゼともいえる。TOYOTACOROLLALEV… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.07.30 現在の小型車が導入した方程式を自動車史上初めて成功さえた名作「フォルクスワーゲン・ゴルフ」【世界の傑作車スケルトン図解】#06-1 コンパクトハッチバックのパイオニア、そしてベンチマークとなった傑作横置きエンジンによる前輪駆動と、実用性に富んだハッチバックボディ。現在では、ほぼすべての小型車に導入された方程式を自動車史上初めて成功させた名作がフォルクスワーゲン・ゴルフ。また高性能版「GTI」は、「ホットハッチ」の代名詞となったほか、ダウンサイジング… PREV 1 2 3 4 5 NEXT