「マツダ・RX-7」はロータリーあればこそ磨き抜かれた日本だけのスポーツカー【世界の傑作車スケルトン図解】#22-1

世界でマツダ、ただ一社がなしえたロータリーエンジンの量産化

内燃機関の常識に反旗をひるがえしたロータリーエンジンを、本格的に量産できるまでに開発したのは、世界でもマツダだけ。それはスポーツカーに最適だったから、どう活かして使いきるか、燃えに燃えた技術陣が丹精を込めて育てあげたのが、3代にわたるRX-7の系譜だった。

3代目FD3S型

1:シフトストロークの短い5速MT。ほかに4速ATも選べた
2:球面理論によるダイナミックジオメトリーコントロールで、どんな瞬間にもニュートラルステアを呈するダブルウイッシュボーン式フロントサスペンション
3:シーケンシャルツインターボの2ローターエンジン。低負荷時には小径ターボのみ働いて鋭いレスポンスを稼ぎ、重負荷になると大径側も加わって大パワーを叩き出す
4:ノーズ部からのエアインテークダクト。下半分は空冷式インタークーラーに、上半分はエンジンの吸気ポートにそれぞれ空気を導く
5:FD3Sの前半はアンフィニRX-7となり専用エンブレムを装着
6:17インチホイール装着車はアルミ製のブレーキキャリパーを装備
7:パワープラントとファイナルドライブを強固に結び、曖昧な動きを許さないパワープラントフレーム
8:トルセンLSDを内蔵し、グリップが抜けかかったのと反対側にトルクを移転するトルクベクタリング機能を持つファイナルドライブ
9:ダブルウイッシュボーン式リアサスペンションアーム類は前後ともすべてアルミ鍛造

MAZDA RX-7

■生産年:初代:1978~1985年/2代目:1985~1991年/3台目:1991~2002年
■生産台数:初代:47万1009台/2代目:27万2034台/3台目:6万8591台
■国籍:日本

Specification/MAZDA RX-7(3代目 Type RS 最終仕様)
■全長×全幅×全高=4285×1780×1230mm
■ホイールベース=2425mm
■車両重量=1280kg
■エンジン種類=水冷直列2ローター+ツインターボC
■排気量=654cc×2
■最高出力=280ps(206kW)/6500rpm
■最大トルク=32.0kg-m(314Nm)/5000rpm
■トランスミッショッン形式=5速MT
■サスペンション形式=前 Wウィッシュボーン、後 Wウィッシュボーン
■ブレーキ=前 ベンチレーテッドディスク、後 ベンチレーテッドディスク
■タイヤサイズ=前 235/45ZR17、後 255/40ZR17

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