"世界の傑作車スケルトン図解" の記事一覧 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.29 既成概念を一瞬にして粉砕した「トヨタ・MIRAI」【世界の傑作車スケルトン図解】#30-2 EVの可能性を大きく広げたFCV燃料電池(フューエルセル=FC)の起源は古く、クルマに関しても、1972年に工業技術院とダイハツが共同開発でFCトラック(ヒドラジン使用)を走らせたのをはじめ、20世紀末からは、メルセデス・ベンツ、トヨタ、日産、ホンダなどが精力的に研究開発を進め、限定されたユーザーに対するリース販売も開… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.29 「トヨタ・MIRAI」はモビリティの新しい幕開けを告げる水素と酸素による自家発電車【世界の傑作車スケルトン図解】#30-1 CO2はまったくゼロ水を電気分解すると、水素と酸素が出る。それなら、水素と酸素を出会わせれば、電力を取り出せる。その電力でモーターを回せばクルマは走る。排出されるのは水だけ。CO2はまったくゼロ。石油への全面依存から抜け出す水素社会の尖兵として静かに走りだした燃料電池車、その名は「ミライ」。トヨタMIRAI1:パワーコ… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.28 人間と融けあうための究極メカニズムを持つ「日産・GT-R」【世界の傑作車スケルトン図解】#29-2 理想の接地荷重を求めた重量級ボディ日産自動車のカルロス・ゴーン社長から全権を委ねられて開発の陣頭指揮に当たった水野和敏は、ただただ「最高の自動車」を作ることしか考えていなかった。だから好評のスカイラインを支えたFMプラットフォームなどに見向きもせず、すべて白紙から発想を進めた。そして、何でもかんでも軽量化という世の流れ… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.28 「日産・GT-R」はケンカ腰で力を尽くし隅々まで理想を追った超高性能車だ【世界の傑作車スケルトン図解】#29-1 初心者でも速く走れてしまうNISSANGT-Rただ速いとかパワーがあるだけでは駄目、「誰でも、どこでも、どんな時でも」安心して性能を楽しめてこそ本当の高性能車ではないか。言い換えれば初心者でも速く走れてしまうのがNISSANGT-R。その裏には、どんな妥協も受け入れない技術者の魂が燃えていた。NISSANGT-R1:ダ… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.24 「マツダ・ロードスター」は磨き抜かれた等身大のスポーツカーだ!【世界の傑作車スケルトン図解】#28-2 成熟したマツダの詩を最新の技術を駆使して描く2015年5月20日の発売と同時にネット予約も満杯というほど売れている新型マツダ・ロードスター。廃れかけた2シーター・ライトウェイト・スポーツカーを蘇らせた傑作車ユーノス・ロードスターから数えて第4代目にも、基本を貫く精神はブレずに受け継がれている。高性能だが過剰ではなく、手… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.24 「マツダ・ロードスター」に乗れば直感する「人車一体」【世界の傑作車スケルトン図解】#28-1 しっかり押さえた基本のポイントユーノスと名乗った26年前から、誰もが微笑みで迎えたロードスター。「そうだよ、スポーツカーって、こうだったんだよ」と思い出に寄り添って歓迎されたのが成功の素。20世紀に慈しんだ懐しい感覚を21世紀の技術で味わい直せるスポーツマンの友。マツダ・ロードスター(4代目)1:トップの直結化などロー… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.23 「三菱・ランサーエボリューション10」はドライバーを読んで自らを律し、驚くほど簡単に走れてしまう“ロボ・カー”【世界の傑作車スケルトン図解】#27-2 ACD+AYC=S-AWC、深い4輪コントロール初代ランエボ(1992年)は衝撃的だった。ギャランVR4で評判だったターボエンジンとフルタイム4WD機構を全長4.3m、重量1.2トンの小型車ランサーに詰め込んだのだから、走りも凄かった。コーナリング中にアクセルを放すとダダ〜ッと横を向き、踏んだら踏んだで強度のアンダース… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.23 ガンダムを思わせる魁偉な容貌の奥に超速と安全性を両立!「三菱・ランサーエボリューション10」【世界の傑作車スケルトン図解】#27-1 メカ満載で生まれ変わった実用セダン「アッと思った瞬間、もっと切ってもっと踏めば、不思議と曲がれてしまう」とプロドライバーを唸らせたのがランサー・エボリューション。ガンダムを思わせる魁偉な容貌の奥に、超速と安全性を両立させるべく三菱の総力を注ぎ込み、10世代にもわたって進化し続けた。愛称は「ランエボ」。三菱・ランサーエボ… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.22 21世紀に間に合いました「トヨタ・プリウス」【世界の傑作車スケルトン図解】#25-2 燃費の常識を覆し、乗ってるだけで「いい人」に初代プリウスが登場した1987年当時、全長4m以上の5人乗りセダンが28km/Lという低燃費で走れるなど、誰も想像すらしたことがなかった。「半ガス半電」で、しかも価格がカローラの1.5倍もするとあっては、二の足を踏むのも当然だった。しかし実際にはそこそこ受け容れられ、着実に地… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.22 ハイブリッド時代の幕を開けた未来よりの使者「トヨタ・プリウス」【世界の傑作車スケルトン図解】#25-1 とんでもないほど発想の転換石油全面依存時代の終わりに向けて、秒読みが始まった今、第一歩としてのハイブリッドなど、もはや常識。ほとんど毎月、販売競争でもハイブリッドがトップを占める。しかし、非常識を常識に変えるには、とんでもないほど発想の転換を求められる。そこに舵を切ったのは、日本最大のトヨタだった。TOYOTAPRIU… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.21 「ホンダNSX」は現実世界に棲みながら、どこもかしこもドリームカー!【世界の傑作車スケルトン図解】#23-2 ボディ丸ごと全部アルミ製商売っ気など関係なく、わき目もふらず夢だけ目指したホンダNSXが発売された1990年9月、じりじり痺れをきらせて待ち受けていたファンの間で、猛烈な争奪戦が展開された。ほとんど前例のない総アルミ製のモノコックボディを作るため、栃木県の高見沢に専門の工場まで新設し、熟練工による手作り同然だったから一… 世界の傑作車スケルトン図解 2019.09.21 「一気に頂点」をめざしたホンダ・スピリットそのものの「ホンダNSX」【世界の傑作車スケルトン図解】#23-1 世界のスーパーカーの常識を覆す創業とほぼ同時に2輪の世界GPに挑み、4輪レースもまずF1から殴り込んだホンダ。何が何でも「世界の頂点」でなければ気がすまないのだ。だからスポーツカーも、アルミボディのために専用工場を建て、世界のスーパーカーの常識を覆すべく、大胆すぎるコンセプトを全身にまとっていた。HONDANSX1:可… 1 2 3 … 5 NEXT