オープン・マニュファクチャリング・プラットフォームを開発

BMWグループは、4月1日〜5日までドイツ・ハノーバーで開催されている世界最大規模の国際産業見本市「ハノーバーメッセ2019」において、すでにパートナーシップを結んでいるマイクロソフトとの提携強化をアピールした。

同イベントでは、製造過程においてより速く、より費用対効果の高いイノベーションを可能にする新しいコミュニティ構想を発表。

マイクロソフトのインダストリアルIoTクラウドプラットフォーム「Azure（アジュール）」上に構築された「オープン・マニュファクチャリング・プラットフォーム（OMP）」を開発、自動車産業をはじめとする製造業の広い分野の企業がコミュニティに参加することで、より効果的なイネベーションを目指す。現在同社ではOMPコミュニティに参加するパートナー企業を募集中だ。

BMWグループのドイツ・レーゲンスブルク工場では、3000台を超える製造用ロボットや自律型輸送システムが、アジュールをベースにしたBMWグループ IoTプラットフォームの接続によって稼働。これによって物流プロセスが大幅に簡素化され、大きな効果を生み出している。今後はOMPの活用により、サプライチェーンの管理や予測メンテナンスなどをデジタルに管理していく方針だ。

 

 

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