遠藤イヅルが描くヤリスの疾走感
現在、全国公開中の映画「OVER DRIVE」の劇中で、東出昌大が演じる主人公のメカニック檜山篤洋がセッティングし、新田真剣佑が演じる天才ラリードライバーの檜山直純が操り、国内トップカテゴリーのSCRS(SEIKOカップラリーシリーズ)を闘うスピカレーシングファクトリーの「トヨタ・ヤリス」を題材に、ル・ボラン誌の連載でおなじみの「遠藤イヅル」氏が手掛けたオリジナルイラストが完成した。
きっかけは、5月20日(日)に横浜赤レンガ倉庫広場で開催された「ル・ボラン カーズ・ミート2018横浜」のヨコハマタイヤ・スペシャルトークショーに映画「OVER DRIVE」の羽住英一郎監督が出演。この作品に懸けた熱き想いや出演者たちのエピソードなどが、同会場のル・ボラン誌ブースにいた遠藤氏の創作意欲を刺激したことから今回のイラスト制作へとつながったのだ。
また、その羽住監督のトークをきっかけに映画「OVER DRIVE」を観に劇場へ足を運んだというモータースポーツおよびクルマの関係者からも、「ラリーカーの走りがリアル」「コドラのエピソードに泣いた」「ラチェットを回す速さがプロ級」「真剣佑がイケメンすぎる」といったインプレッションが編集部に寄せられている。
そしてもうひとつ「OVER DRIVE」関連のトピックとして、この劇中車スピカ「トヨタ・ヤリス」の実物が6月7日~10日に群馬県の嬬恋村を基点に行われるラリー競技会「モントレー2018」に出走することが決定! 強豪クスコレーシングの炭山/保井組が操るヤリスの闘いにも注目だが、劇中のラリー走行やコクピットのシーンで新田真剣佑、北村匠海らの演技を指導した、奴田原文雄選手と勝田範彦選手も併催の全日本ラリー選手権第5戦に参戦。ヤリスと感動の再会があり得るかも!?
われら自動車メディアのスタッフも思わず息をのむ、リアルなモータースポーツシーンはもちろん、旬の俳優陣とホンモノのラリーカーがスクリーン狭しと躍動する映画「OVER DRIVE」は大ヒット上映中だ。
【ストーリー】
世界最高峰のラリー競技・WRC(世界ラリー選手権)の登竜門として、若き才能たちがしのぎを削る国内トップカテゴリーのSCRS(SEIKOカップラリーシリーズ)。スピカレーシングファクトリーとライバルチームの熾烈な優勝争いは激しさを増していた。スペシャルステージで競われるのは、コンマ1秒の世界。
「攻めなきゃ、勝てねーから!」
WRCへのステップアップを目指すスピカ所属の天才ドライバー、檜山直純(新田真剣佑)。真面目で確かな腕を持ち、チームに貢献するメカニックの兄・檜山篤洋(東出昌大)の助言を無視し、リスクを顧みない、勝気な走りを続ける。ラウンド毎に衝突を繰り返す二人。いつしか、チームにも険悪なムードが漂い始め……。
そんなある日、素行の悪い直純の新しいマネジメント担当として遠藤ひかる(森川 葵)がやってくる。なんの知識もなく、完全に場違いな、ひかる。彼女を待ち受けていたのは、檜山兄弟の確執に秘められた過去、そして、チーム全員を巻き込む試練だった。
出演:東出昌大 新田真剣佑/森川 葵
北村匠海 町田啓太 要 潤 / 吉田鋼太郎
監督:羽住英一郎/脚本:桑村さや香/音楽:佐藤直紀
配給:東宝/コピーライト:©2018「OVER DRIVE」製作委員会/制作プロダクション:ロボット
公式サイト:http://overdrive-movie.jp
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