2種類のプラグインハイブリッドを設定
ボルボは2月21日、フルモデルチェンジを受けた新型「ボルボV60」を発表した。ワールドプレミアは、3月に開催されるジュネーブ・ショーとみられる。
新型V60は、現行の90シリーズあるいは新型XC60と同様に「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)」プラットフォームを採用。ボディサイズは全長4761×全幅1850×全高1427mmで、ホイールベースは2872mm。キャビンは高水準の居住性とともに、先にデビューしたXC60と同じく高い質感を実現。ワゴンとしての実用性も高く、荷室容量は841〜1364Lが確保された。
パワートレインは今のところ、ディーゼル、ガソリン、プラグインハイブリッドの3種類、計5機種の発表となっている。ディーゼルは、150ps/320Nmの「D3」と190ps/400Nmの「D4」。ガソリンは310ps/400Nmの「T6 AWD」。そして、プラグインハイブリッドはトータルで340ps/590Nmを発する「T6 Twin Engine AWD」と、同390ps/640Nmを引き出す「T8 Twin Engine AWD」。いずれもエンジンは2リッター4気筒だ。トランスミッションは8速ATで、ディーゼル仕様には6速MTも設定される。
内外装のデザインは昨年日本にも導入された新型XC60のテイストを感じさせるもので、洗練された雰囲気を漂わせる。スタイリッシュなプロポーションと、ステーションワゴンの実用性や機能性を高い次元で両立させているのが特徴となる。
多彩な先進運転支援機能を含む高水準の安全性や、コネクト機能も有するインフォテイメントシステムはXC60と同等レベル。90シリーズから採用のはじまった縦型タッチスクリーンディスプレイが搭載され、優れた操作性を実現している。
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