マツダが発表した2016年(1~12月)の世界生産・国内販売・輸出実績(速報)によると、世界生産が前年比2.9%増の約159万台で過去最高記録を更新したことが明らかになった。
国内販売は大幅に減少、シェアも5%に
2016年の世界生産台数は5年連続で前年を上回り、国内生産は同0.5%増の97万7376台で2年連続プラス。海外生産は同7.1%増の60万8637台で3年連続プラスとなり、合計158万6013台を達成。特に「CX-5」や「アクセラ」の増加が貢献した。
国内生産
「CX-5」:334,804台(前年比+5.0%)
「アクセラ」:213,914台(同+4.8%)
「アテンザ」:128,462台(同-10.4%)
海外生産
「アクセラ」:257,971台(前年比+3.9%)
「デミオ」:102,676台(同-14.1%)
「CX-5」:50,200台(同+5.9%)
その反面、国内販売は「デミオ」や「CX-5」の販売減が響き、前年比18.0%減の20万1370台で2年ぶりのマイナス。結果、登録車のシェアは1.4ポイントダウンの5.0%となっている。
国内販売
「デミオ」:57,313台(前年比-21.2%)
「アクセラ」:26,314台(同+6.3%)
「CX-5」:20,226台(同-25.8%)
また、輸出に関しては、北米や欧州などの増加により、81万6743台と前年実績を5.6%上回った。
輸出
「CX-5」:313,047台(前年比+6.0%)
「アクセラ」:188,408台(同+4.5%)
「アテンザ」:118,707台(同-12.4%)
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