LEDテールライトのデザインが一瞬で変化する!
アウディは現在、欧州Dセグメントの人気モデル『A4』ファミリー次期型を開発中だが、その最新プロトタイプをカメラが捉えるとともに、有力な噂も入手した。
前回捉えた「S4」プロトタイプでは、ヘッドライトやテールライトに、まだプレースホルダー(ダミーコンポーネント)を装着、グリルの下半分が覆われていた。しかし、凍てつくスウェーデン北部で捉えた最新プロトタイプは、偽装はあるものの明らかなダミーパネルやかさばるカバーがないほか、ヘッドライトやテールライトはプロダクションモデルと思われる。
フロントエンドでは、内部に金属スリットの入ったシャープなヘッドライトを装備、そこにはワイドなグリルが隣接、コンパクトになった垂直エアカーテンと顕著な中央エアインテークにより結合されている。
側面には、シャープなショルダーラインとフラッシュマウントされたドアハンドルを採用、上向きに広がるベルトライン、傾斜が強まったリアウィンドウが確認できる。また以前のプロトタイプでは、巨大なパノラマガラスの屋根が装備されている可能性があることを示唆していた。
リアエンドでは、ミニマリストのリフレクター、より上品なバンパーを装備。ドライバーがブレーキを踏み方向指示器を押すと、テールライトのデザインが一瞬で変化、薄いレンズには、ベースに赤とオレンジの水平LEDストリップが組み込まれており、上部に平行四辺形の要素がある。カモフラージュされているが、左右テールライトは、LEDライトバーで接続されていると思われる。
キャビン内では、独立したデジタルインストルメントクラスターとフローティングインフォテインメントシステムを装備、また、新しいステアリングホイール、スリムなエアベント、Q4のようなシフターを備え改良されたセンターコンソールも期待できるだろう。
エンジンのオプションは厳重に守られた秘密のままだが、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドのオプションが混在することが予想されている。後者は、プラグインハイブリッドパワートレインがメインストリームと、レンジトップのRS4アバントの両方に見られると予想され、効率とパフォーマンスに焦点を当てるように設定されるはずだ。
ここで衝撃の噂に有力な情報が入ってきた。初代A4は1994年に誕生、以降2015年から発売されている現行モデルまで、セダン/ワゴンという伝統のボディスタイルを提供してきた。しかし、第5世代では、セダンが廃止される可能性があるという。前回もこの噂は報じたが、今回はより有力な情報が入ってきており、にわかに現実味を帯びてきた。
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