スタディBMW M4 が初優勝したスーパーGT第3戦鈴鹿ラウンドGT300レポート! 中盤戦以降の展望はどうなる?

全ての画像を見る

第3戦終了時点では#56リアライズ日産GT-Rがリード

全9戦で争われる2022シーズンのスーパーGT。その前半戦を占う意味でもポイントとなる第3戦「たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE」の決勝レースが5月29日に三重県・鈴鹿サーキットで行われた。

【画像71枚】スーパーGT第3戦富士ラウンドのフォトギャラリーはコチラ

レースはセーフティカーが2度も導入される展開となる中、GT500クラスは今シーズンから投入された日産Z勢のうち、#3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が、待望の初優勝。一方GT300クラスも、今季スーパーGTデビューの#7 Studie BMW M4(荒聖治/近藤翼)が初優勝と、両クラスとも初モノづくしであった。

決勝日のコンディションは、気温30度、路面温度は50度まで達するなど、まさに真夏の陽気となった鈴鹿サーキット。前日の予選ではトップタイムをマークした#10 TANAX GAINER GT-Rと2番手の#88 Weibo Primez ランボルギーニ GT3がタイム抹消となったことで、ポールポジションには3番手タイムの#7 Studie BMW M4がポールポジションからスタート。2、3番手にはNo.96 K-tunes RC F GT3、No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rが続いたが、早くも2周目にGT500クラスの車両が逆バンクでストップしたため、早くもFCY(フルコースイエロー)となった。

リスタート後も7号車は少しずつ後続とのリードを広げていくが、8周目に#18 UPGARAGE NSX GT3がブレーキトラブルからコースアウトしてクラッシュ、さらにGT500車両の1台もコースサイドに止まったため、セーフティカー(SC)が導入されてしまった。

これによりトップの#7リードがなくなってしまったが、その後も7号車のペースは衰えず20周を終えピットへ入り近藤翼へとドライバー交代。各車がピット作業を終え、トップは#7がキープするが、40周目にGT300とGT500車両が接触。これで両車ともコース脇に停止してしまったことで、何と2度目のセーフティカーが導入された。

しかしこの混乱をうまく抜け、#7 Studie BMW M4が見事なレース運びでゴール。ポール・トゥ・ウインは、今季デビューのBMW M4 GT3にとっての念願の初優勝となった。

こうして第3戦を終えた時点で、ランキングトップは開幕戦で優勝し、今回3位に入った#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R。2位には16.5ポイント差で初優勝を遂げた#7 Studie BMW M4、3位には第2戦ウィナーの#10 TANAX GAINER GT-Rで、その後も僅差で数チームが続くなど、後半戦に向けて目が離せないGT300クラスらしい混戦模様が展開されているGT300クラス。次の富士ラウンドでどのマシンが抜けだすのか。ますます楽しみになってきた。

フォト=田村 弥/W.Tamura

■関連記事

2022/07/27 07:00

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!