1991年に3世代目のRX-7として発売された通称”エフディー”ことFD3S。他に類を見ないシーケンシャルターボ過給のロータリーエンジンを搭載した2シーター車として世界中で高い支持を集めた。2002年に生産を終えてから現在にいたるまで、その人気は衰えることをしらない。プラモデルの世界でも定番車種のひとつで、昨今ではアオシマが新規金型を追加して4型を発売した他、タミヤやフジミも再販を度々繰り返して、模型屋の棚からFDの姿が消えることはない。
TVR風リアスポも必見!
ここで紹介する作例は、そんなタミヤ1/24のFDをベースに、中尾賢太さんによるブリティッシュテイストを加えた、ドリフトレーサー仕様である。本作品で何といっても目を惹くのが、FDの丸みを帯びたボディをより強調するような丸目のヘッドライト。フジミのBMWミニから移植したものだという。そのライトハウジングを収めるためにフロントフェンダーをポルシェ911のように造形し、さらに前後フェンダーをボリュームアップ&アーチ上げ加工して迫力のローフォルムを実現している。リム増しされたアオシマのウェッズスポーツ、SA-70ホイールも見どころ。スポークやラグナットもしっかり塗り分けることによって、リアリティは抜群だ。塗装は実車用のホルツ製タッチアップペイントをエアブラシで塗布。ボディカラーチョイスとTVR風のアクリル調リアスポイラーが、英国テイストの由縁だ。
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