バッテリーには先進技術のモノセルを搭載
アップルは新型エレクトリックモデルを開発しているが、現在トヨタ関係者と接触していることがわかった。
2020年末に自動車プロジェクトを再開して以来、アップルは多くの自動車メーカーやサプライヤーと話し合いを持ち、市場へ投入を目論んでおり、同社はここ数週間で「パナソニック」、「LG」、「Samsung」、「SK Innovation」などと交渉していることがわかっている。ここだけを見ればアップルがバッテリー供給に関して交渉が進められているようだが、ここ数ヶ月で日産、マグナ、ヒュンダイとも接触しており、バッテリーだけでなく生産パートナーを探している可能性もあるだろう。
市販型アップルカーは、バッテリーの材料を保持するためのポーチやモジュールを必要としない先進的バッテリー技術、「モノセル」を備える可能性が噂されている。これはより小さいパッケージで、より多くの活物質が可能になる。また往来のリチウムイオン電池よりも加熱しにくいリン酸鉄リチウムの使用を検討しているとも伝えられている。これらが実現すれば、同社にとってiPhone以来の革命になるだろう。
アップルが自社バッテリー技術の準備が整うまで、他社からバッテリーを供給してもらうのか、自社バッテリー生産のアウトソーシングを計画しているのか現時点では定かではない。
予想CGを提供してくれたのはデザイナーのPeisert Design社だ。フロントエンドにはこれまでの車のデザインを覆すスリムなLEDバーを装備、複雑なパターンを持つグリルやホイールも特徴的だ。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、ワールドプレミアの時期が懸念されるが、2024年デビューへ向け動きが忙しなくなってきたことは間違いない。
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