専用のグローバル予約サイトを開設、予約や商談、購入までをデジタルでも可能に
日産自動車は6月4日、新型クロスオーバーEV「日産アリア」の日本専用特別限定車「アリアリミテッド」を発表、また新たに開設したグローバル統一の予約サイトを通じて、日本国内での予約注文を開始した。
今回の「アリア リミテッド」は、66kWhバッテリー搭載車の2WDとe-4ORCE(4WD)、91kWhバッテリー搭載車の2WDとe-4ORCE(4WD)の4グレードで、2WDの「limited」は今冬よりデリバリーがスタート、その他モデルは順次納車していくという。また、日本以外の世界市場でも、今後予約注文を開始する予定だ。
昨年7月に世界に向けて発表した「日産アリア」は、日産が培ってきた電気自動車のノウハウと最新のコネクテッド技術を融合させたスタイリッシュで革新的なクロスオーバーEV。力強い加速と滑らかな走り、そしてEVの特性を活かした静粛性を兼ね備えているのが特徴で、室内はラウンジのような心地よい高級感溢れるデザインで統一され、ドライバーや同乗者を温かく迎えてくれる。
「日産アリア リミテッド」には、先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」や「プロパイロット リモート パーキング」など、最先端の運転支援技術を標準搭載。ボディカラーは、「リミテッド」でしか購入できない2色の限定2トーン(バーガンディー/ミッドナイトブラック、シェルブロンド/ミッドナイトブラック)をはじめとする、全5色をラインアップしている。
インテリアには、心地よいドライブに一層の開放感をもたらす、「パノラミックガラスルーフ(電動チルト&スライド、電動格納式シェード付、リモート機能付)」や、柔らかくプレミアムな質感のナッパレザーシート(ブルーグレー)を標準装備。
さらに専用のサウンドシステムである「BOSEプレミアムサウンドシステム&10スピーカー」も標準装備しており、まるでコンサート会場にいるような臨場感を体感できるという。また専用の装備として、エアロダイナミックなデザインの専用色19インチアルミホイールカバーや、スタイリッシュなキッキングプレート(ARIYAロゴ付LED)をフロントとリヤドアに設定。さらに日本の伝統美と先進性を融合したインテリアにふさわしい枯山水をモチーフとした専用色のフロアカーペットも用意されている。
なお、「日産アリア limited」発売後に販売を開始する「日産アリア」標準車の実質購入価格(省庁や各自治体からの補助金を差し引く)は、約500万円からとなる予定だ。
今回の「日産アリア」予約注文の開始にあたり、世界的に加速するデジタルシフトに対応するため、日産初となるグローバル共通のアリア専用予約サイトを開設。
日本国内では、専用の会員サイト「クラブアリア」に入会することで、購入検討、予約注文、商談など、様々なタッチポイントにおいて、デジタルを通し行うことが可能となる。また、顧客のニーズに合わせ、販売店舗における試乗や対面式の商談とデジタルを自由に組み合わせることも出来るうえ、「クラブアリア」会員限定のオンラインイベントやリアルな試乗体験にも参加可能だという。
日産グローバル本社での披露会では、執行役員副社長の「星野朝子」氏が今回の日本専用特別限定車「アリアリミテッド」のプレゼンテーションを行い、その後Japan-ASEANデジタルトランスフォーメーション部 部長の「山口稔彦」氏が、「クラブアリア」に関して解説した。
日産アリア 特設ページ: https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/ariya.html
クラブアリアURL: https://www2.nissan.co.jp/SP/ARIYA/CLUBARIYA/
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