前後のデザインを刷新。「4S E-ハイブリッド」を新たに設定
8月26日、ポルシェは大掛かりなマイナーチェンジを受けた新型「パナメーラ」を発表した。
新型パナメーラは、エグゼクティブサルーンとしての快適性と、スポーツカーのパフォーマンスの両立をさらなる高みへと押し上げている。アダプティブショックアブソーバーや電制ロール制御システム、ステアリングシステム、アクスルマウントといったコンポーネントに手が入るなど、シャシーシステムは大幅に見直された。
デザインでは、フロントマスクおよびリヤビューの変更が新しい。LEDライトが組み込まれたフロントのエアインテーク形状はさらにスポーティに。テールランプも新デザインとなり、新型911などの新世代モデルと同様に全幅いっぱいに伸びるLEDストリップが新型を主張する。
インフォテイメントシステム「PCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネジメントシステム)」は、音声認識システムが組み込まれたほか、多彩なコネクテッドサービスへの接続を可能としている。
高性能モデル「ターボS」に搭載する4L V型8気筒ツインターボエンジンは、新型で630ps/820Nmをマーク。この数値は従来型を80ps/50Nm上回る。このエンジンを原動力に、新型のターボSは0-100km/h加速を3.1秒でこなし、315km/hの最高速を実現。
一方、サーキットトラックなどで高水準のパフォーマンスを発揮する「GTS」には、強化された4L V型8気筒エンジンを搭載。620Nmの最大トルクは従来型と変わらないが、最高出力は従来型より20psプラスとなる480psを発揮。トラディショナルな自然吸気式のV8サウンドは、新しいスポーツエキゾーストシステムにより、さらに個性的な音色を奏でる。
電動化技術を採用した「E-ハイブリッド」では、新たに「4S E-ハイブリッド」を設定。440psを発揮する2.9L V型6気筒ツインターボエンジンに、136psのモーターを組み合わせることにより、システム総合で560ps/750Nmを発揮。スポーツクロノパッケージを装備すると、0-100km/h加速タイムは3.7秒をマークする。最高速は298km/hだ。バッテリーの容量は従来のE-ハイブリッドに搭載されていた14.1kWhから17.9kWhに増大。これにより、EVモードでの走行距離は最高で54km(WLTPモード)を実現している。
スタンダードモデルに位置付けられる「パナメーラ」やその4輪駆動版「パナメーラ4」には、引き続き330ps/450Nmを発揮する2.9L V型6気筒ツインターボを搭載する。
なお、いずれのグレードも従来同様4ドア版の「パナメーラ」と5ドア版の「パナメーラ・スポーツツーリスモ」の2タイプのボディが用意され、かつ、標準ホイールベース仕様とロングホイールベースの「エグゼクティブ」を設定。多彩なモデルバリエーションは新型でも健在だ。
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