プラットフォームにはピュアEVにも最適な「e-TNGA」を採用! バッテリーシステムは中国BYDと共同開発?
現在、トヨタが開発していると思われる次世代EVクロスオーバーSUVの特許画像が流出。スウェーデンのエージェント経由で、その入手に成功した。
中国特許庁へ申請されたモデルの画像だが、EVらしくフロントフードが短いワンモーションフォルムが印象的。グリルレスに近いフロントのアッパーグリルには、垂直のクロムブレードに変形するシャープなヘッドライトが組み合わされている。クラムシェルフードから繋がるAピラーからルーフエンドまでは2トーン仕立てで、ドアフレームにはクロームのインレイも確認できる。
「C-HR」や「ヤリス」などにも通じるキャラクターラインを配したサイドビューは、大径のタイヤを覆う前後フェンダーのホイールアーチ部を別体パーツ(単なるカラー分けか?)としてSUVらしさをアピール。その薄く、コンパクトなサイズからサイドミラーもデジタル化されているようだ。また、クーペ風に大きく傾斜したCピラーも印象的なリヤエンドは天地の薄いシャープな形状のテールライトをLEDストリップライトで繋げてワイド感が強調。さらに、Cピラー上部のみ2トーン化したルーフとは異なりボディ同色として、オープンモデルのフープのように見せている点も印象的だ。
得られている情報によると、この次世代EVはプラットフォームに「e-TNGA」(電動トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用。バッテリーシステムには、中国の自動車メーカーであるBYDとのパートナーシップで開発されたものが搭載される可能性があるという。また、運転支援支援システムは次世代型のトヨタ・セーフティセンス(TSS3.0)やレベル3の自動運転機能を搭載。当然ながらタッチスクリーンディスプレイを駆使したコテクティビティ系の装備も充実したものとなるはずだ。
トヨタはEVクロスオーバーSUVの開発をスバルと共同で行なっているが、今回の流出画像はその外観だと思われる。その場合、搭載するEVパワートレインは最高出力290ps以上を発揮し駆動が4WDに。大容量リチウムイオンバッテリーとの組み合わせで、航続距離は500km以上となるはずだ。
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