「3シリーズ」と基本的なデザインやレイアウトを共有
BMWの欧州Dセグメント級2ドアクーペ、「4シリーズ」の最新プロトタイプをキャッチ。今回は、そのインテリアの激写に成功した。
右ハンドル&左ハンドル仕様をともに撮影に成功した次期4シリーズのキャビンは、デジタルインストルメントクラスターや3本スポークのパドルシフター付きマルチファンクションステアリングホイールを装備。コンソール上部のワイドな台形インフォテイメントディスプレイなど、全体のレイアウトや基本的なデザインは現行「3シリーズ」と共有していることがわかる。
エクステリアは、フロントエンドとリヤエンドのデザインが刷新。新グラフィックのLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトやテールライトがスリムに仕立てられている。9月に公開された「コンセプト4」のような縦に伸びた巨大キドニーグリルは「M」モデルでの採用が濃厚だが、4シリーズに取り入れられるか否かはいまだ明らかではない。
採用されるパワーユニットは、エントリー仕様向けの1.5L直列3気筒ターボのほか最高出力258psを発揮する2L直列4気筒ターボ、2L直列4気筒ディーゼルターボに加え最高出力388ps、最大トルク500Nmを発揮する3L直列6気筒ターボがラインアップ。また遅れてプラグインハイブリッドも設定されるほか、頂点には最高出力510ps、最大トルク598Nmを発揮する3L直列6気筒ツインターボを搭載した「M4クーペ」も用意。トランスミッションは7速DCTとMTの両方を揃え、4WDの「xDrive」がオプション設定される可能性が高い。そのワールドプレミアの場は、2020年3月のジュネーブ・ショーという説が濃厚だが、その前に先行オンラインデビューされる可能性も否定できない。
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