ベースは「Ⅿ5コンペティション」で内外装は専用のコーデに
ビー・エム・ダブリューは、BMW M社が開発する高性能セダンである「BMW M5」の初代モデルが発売された1985年から35周年を迎えることを記念した特別限定車、「M5 35 Jahre Edition(フュンフ・ドライシッヒ・ヤーレ・エディション)」を10台限定(全世界350台限定)で発売した。ユーザーへの納車は、12月以降順次開始の予定だ。消費税(10%)込みの車両本体価格は、21,600,000円となっている。
M5はとしては第6世代となる現行型は2018年にデビュー。2019年には、よりサーキット志向を際立たせた「M5コンペティション」を発表するなど、卓越した走行性能を追求する哲学を継承しながらラグジュアリー・スポーツセダンとしての機能も進化させてきた。
今回の特別限定車は、Ⅿ5コンペティションがベース。搭載エンジンは最高出力625㎰/6,000rpm、最大トルク750Nm/1,800~5,860rpmを発揮する4.4LのV型8気筒ツインターボで0-100km/h加速はわずか3.3秒というパフォーマンスを発揮する。加えて、その内外装は35年という節目を祝うモデルに相応しい専用仕立てとなることが魅力となっている。
ボディ・カラーには、シルクのような滑らかさを備えたマットな色味で上質かつ力強い存在感を放つ限定色、フローズン・ダーク・シルバーを採用。また、70km/h以上での走行時に点灯しLEDライトの約2倍に相当する最大600m先を照らすBMWレーザー・ライトを特別装備。視認性を高め、夜間走行での安全性を向上させつつM5の高い走行性能を容易に体感できるようになっている。
インテリアには、ブラック・フル・レザー・メリノ・シートを採用、限定デザインとなるベージュ・コントラスト・ステッチを組み合わせる。加えてインテリアトリムには、より耐久性の高いアルマイト加工が施された淡いゴールドのアルミトリムが採用。重厚感のあるブラックの内装に上品なゴールドのアクセントが加わることで、ほかにはない高級感とスポーティさが融合された空間に仕上げられた。また、「35 Jahre」と刻まれたドアシルや「M5 Edition 35 Jahre 1/350」の文字が浮かび上がるカップホルダーカバーなど、随所にエクスクルーシブなディテールを組み合わせることも特別限定車らしい魅力といえるだろう。
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