優れた効きと 低ダストを両立した「エンドレス」のブレーキパッド「プレミアムコンパウンド」を試す!

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ブレーキダストの汚れもこれで解消!

輸入車のブレーキ性能は抜群だが、ダストの多さはオーナー共通の悩みかも……、というワケでオススメしたいのは低ダストパッド。ここではエンドレスの「プレミアムコンパウンド」を紹介したい。

エンドレスは街乗りからサーキットまで幅広いステージに対応する商品を用意。輸入車用ブレーキパッド「プレミアムコンパウンド」は前後と2万4000円~となる。ブレーキローターのBASIC加工は1枚6000円~。

ブレーキは、クルマにとって安全を担保する重要なパーツであるとともに、常に万全な状態を保っておきたい消耗品だ。ブレーキは日常的なチェックだけでは見落としがちで、ブレーキパッド警告灯が点灯しなくても、パッド残量がギリギリの状態ということが……。
先日、愛車のアルファ・ロメオ・ジュリエッタも、ディーラーでの車検時に担当者からパッド残量が4㎜なので早めに交換した方が良いと言われた。
ジュリエッタの純正ブレーキにはブレンボ製が採用され、見た目も格好良くお気に入りだ。だがしかし、ブレーキの初期タッチが強いのと、欧州車にありがちな走行後のホイールに付着するダストの汚れが悩みだった。

走行距離5万㎞の純正パッドは残り4mm、ブレーキローターも段が付くほど摩耗していた。今回は長野県佐久市にあるエンドレスショールームに訪問して交換作業を依頼した。

ということで、ブレーキの交換を余儀なくされたついでに、その汚れ問題も解消してしまおうと選んだのが、国内屈指のブレーキメーカー「エンドレス」の輸入車用低ダストストリートパッド「プレミアムコンパウンド」の前後セット。これは同社の独自技術「ミニマムスチール製法」の採用により、ブレーキダストの大幅なカットを実現。また、わずかに排出されるダストも色が目立ちにくいという。
一方、ブレーキローターも摩耗していたので、エンドレスに前後のブレーキローターを持ち込んで「BASIC」加工を施した。これはブレーキローターに特殊熱処理を行うことで、素材の組織を安定させ、ハード走行によるローターの熱膨張、収縮による細かいひびを大幅に減少される加工だ。

作業時間は4輪すべてのパッド、ブレーキローター、フルード交換で3時間ほど。最後にダイヤルゲージでローターの歪みもチェック。ブレーキフルードはストリート~スポーツ走行にも対応する「S-FOUR」。1本1Lで2800円。

交換後に一般道と高速道路を使った約300kmほど走行をしたが、微妙なペダルタッチから強めのブレーキングに至るまで、コントロールがしやすく十二分なパフォーマンスを発揮してくれた。もちろん、エンドレス自慢のダスト低減ぶりは一目瞭然。パフォーマンスはキープしてダストを低減したい方に、ぜひオススメしたい。

問い合わせ先=エンドレスアドバンス ☎0267-68-6888 https://www.endless-sport.co.jp

フォト:宮越孝政(T.Miyakoshi)

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