底抜けに明るいオープン2シーターの「シボレー・コルベット」は欧州の名車に敢然と立ち向かったヒーローとなった【世界の傑作車スケルトン図解】#09-1

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先進FRPボディを輝かせたアメリカンスポーツ

戦争が終わった。勝った。平和を取り戻した。浮かれ気分のアメリカ人は、スポーツカーが欲しかった。そこへ流れ込んできたヨーロッパの名車に、敢然と立ち向かったヒーローがコルベット。待ってましたとばかり、ジャックもベティも舞い上がった。

シボレー・コルベット

1:大きく回り込んだラップアラウンドのウインドースクリーン
2:トレーリングアームとコイルスプリングで吊られたリジットリアアクスル
3:「マニキュアを施した女性の爪」と呼ばれたテールライト
4:クロームメッキされたセンターロック式スチールホイール
5:バキュームサーボ付きのドラムブレーキ(フロントは2リーディングシュー)
6:ゴツいフレーム
7:3速または4速のMTか、3速ATが選べた変速機
8:ダブルウイッシュボーン式フロントサスペンション
9:グリルの両脇の孔は、後期にオプションとなった前輪ディスクブレーキのための冷却空気の導風孔としても使われた
10:4637㏄V8OHVエンジン。後にスモールブロック・シェヴィと呼ばれるようになる
11:全面的にFRPで作られたボディ
12:ホーレイ製の大径4バレルキャブレター

CHEVROLET CORVETTE

■生産年:1953~1962年
■生産台数:68835台
■国籍:アメリカ

Specification/CHEVROLET CORVETTE(1960 C1)
■全長×全幅×全高=4500×1850×1310mm
■ホイールベース=2591mm
■車両重量=1350kg
■エンジン種類=水冷V型8気筒OHV
■総排気量=4637cc
■最高出力=248ps(171kW)/4000rpm
■最大トルク=41.5kg-m(407Nm)/3000rpm
■トランスミッショッン形式=3速MT
■サスペンション形式=前 ダブルウィッシュボーン、後 トレーリングアーム
■ブレーキ=前 ドラム、後 ドラム
■タイヤサイズ=6.40-1.5

テクニカルイラスト:大内 誠

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