【北京モーターショー2016】VWの提案する次世代プレミアムSUVはこれだ! T-プライムコンセプトGTEが発表

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システム出力381馬力のプラグインハイブリッド

 

Volkswagen T-Prime Concept GTE

 

 フォルクスワーゲンは北京モーターショー2016で、次世代プレミアムSUVのコンセプトモデル、「T-プライムコンセプトGTE」を世界初披露した。

 

 ヘッドライトと一体化した格子状フロントグリルやフルサイズの逞しいボディが印象的なT-プライムコンセプトGTEは、フォルクスワーゲンのフラッグシップSUVに位置づけられる。

 

 プラグインハイブリッドのパワートレインが搭載され、252ps/370Nmを発揮する2.0リッター4気筒ターボエンジンと136ps/350Nmを引き出す電気モーターの組み合わせにより、システム出力で381ps、システムトルクでは700Nmを引き出す。トランスミッションは8速ATだ。

 

 走行モードはEモード、ハイブリッドモード、GTEモードの3種を設定。6.0秒の0→100km/h加速、224km/hの最高速という高水準のパフォーマンスを実現(GTEモード)する一方で、50kmまでならゼロエミッションとなるEV走行が可能(Eモード)なほか、欧州複合モード燃費は12.5km/L(ハイブリッドモードでは37km/L)をマークする。230V電源によるバッテリーの充電は最長でも8時間で完了するという。

 

Volkswagen T-Prime Concept GTE

 

 インテリアでは、メーターパネルとセンターパネルが一体となった「アクティブインフォディスプレイ」に注目したい。12インチのメーターパネル、15インチのセンターパネルで構成され、ナビ画面などをアクティブに表示できる。後席用としては9.6インチの固定モニターが中央に配置されるほか、フロントシートのバックレスト背面にはそれぞれ10.1インチのタブレット端末が装着可能となっている。

 

 そのほか、セミオートタイプのパーキングアシストシステムや予防安全システムなど、先進のデバイスが搭載される。

 

 なお、併せてフォルクスワーゲンは、2020年までにEVとプラグインハイブリッド車を計7モデル登場させることを発表した。

 

 

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