プレミアムSUVには快適で静粛性の高いタイヤがベストマッチ! ブリヂストンのSUV専用設計タイヤ「ALENZA LX100」試乗インプレッション【PR】

「ALENZA LX100」静粛性の高さはロングドライブでの疲労を低減してくれる

春うらら! 暖冬だと言ったわりに、暦の上での立春を過ぎてもなおコートの必要な日々がしつこく続き、桜の開花もズルズルと先延ばしになった今年。三寒四温とはよく言ったもので、4月を前にようやく、本格的な暖かみを感じるようになってきた。

こうなると居ても立ってもいられないのがクルマ好きのサガ。もうドライブに行きたくてウズウズしちゃうのは、仕方のないことなのだ。な〜んて、雪が降ろうが雨が降ろうが、年中なんだかんだ理由をつけては、ドライブに出かけるのではあるけれど、やっぱり春のそれは格別だもの!

今回ALENZA LX100を履かせたのはレクサスのプレミアムSUVであるRX450h+。プラグインハイブリッドゆえモーター走行時の静粛性の高さが特徴のモデルだ。

というわけで、やや強風だったものの、暖かな日差しに恵まれた某日、ずっと一般道で試してみたかったレクサスの中から、ミドルクラスのSUV、しかも最上級に位置するプラグインハイブリッドモデルであるRX450h+を相棒に、九十九里まで足を伸ばしてみた。そして足といえば今回のRXには、ブリヂストンのSUV専用設計タイヤ、ALENZA LX100を履かせてみた。これもずっと気になっていたタイヤだ。

そもそも今、RX450h+には同じALENZAの中でも運動性能に特徴があるALENZA 001が純正装着されている。最近のレクサスは、開発の最初からトップカテゴリーで活躍するプロのレーシングドライバーを迎え、“走りの味”に磨きをかけている。むろんタイヤのマッチングですらその例に漏れず、いわばALENZAはレーシングドライバーと、厳しい品質管理を誇るレクサスの、ダブルチェックのお眼鏡に適った、RXにベストマッチングのタイヤとも言える。

BRIDGESTONE ALENZA LX100

2021年2月から販売が開始された「ALENZA LX100」は、「ALENZA 001」よりも快適性が一層高められたキャラクターが特徴。

じゃあそのまま大人しくALENZA 001を装着しておけばいいじゃないかという説もあるのだが、ちょっと待ってくださいよ。せっかくエレガンス薫るRXのような高級SUVに乗るんだから、ちょっとコンフォート方向の味付けも、私は個人的に欲しかったのだ。

そう、今回試すALENZA LX100は、瞬く間に人気者になったALENZAシリーズに追加された、コンフォート方向のタイヤだ。ALENZAシリーズの根本的なプレミアム感はそのままに、静粛性やふらつきの軽減、そして摩耗性能を重視しているとのこと。むろん、RX、とくにプラグインハイブリッドの450h+は、個人的にRXシリーズの中でも最も運動性能の高いクルマだ。バッテリーのおかげで高い剛性を誇り、モーターから生まれる豊かなトルクが滑らかに大きな車体を押し出す。フラットな室内空間も素晴らしい。

トレッドパタンには、縦溝と路面との接地面両側から発する気柱管共鳴音を排除するように搭載された、ダブルブランチ型消音器を2つのリブに搭載。これにより4本の縦溝から発する音を軽減している。

しかし、だからこそ、私は静粛性をもっと求めてしまうのだ。レクサスのプラグインハイブリッドはモーターの走行域がかなり長い。ほぼEVかというレベルで、日常生活をモーターのみでカバーしてくれてしまう。今回の試乗ではガッツリ山道やワインディングロードを慣らすワケじゃないし、なるべくRX450h+の、エレガントな部分をALENZA LX100で味わいたかったのだ。

果たして、その狙いは正解だった。一言でいうと、大人っぽいのだ。
RX450h+の重量を受け止めてなお、ロードノイズをきっちりと抑えてくれているのは、独自のトレッドパタンのおかげだ。“3Dノイズ抑制グルーブ”はダブルクランチ型消音器の採用により、タイヤ表面の溝から発される気柱管共鳴音を低減するという。また、摩耗後も気柱管共鳴音を低減するというシークレットグルーブを採用し、静粛性が長続きするのだそうだ。

高速走行時も「ALENZA LX100」の静粛性は抜群。ロングドライブでの疲労も低減してくれるはずだ。

冒頭に触れた通り、この日はかなり風の強い日だった。特に九十九里の海辺は潮風が海面をざわつかせるほどだったから、車内にいると風切り音こそ耳に入ったものの、路面からの異音はしっかり抑えられ、ドライブ中の楽しい会話を邪魔しなかったというのは嬉しい成果だった。タイヤからの高周波っぽい異音はまた、ロングドライブにとって疲労を増させるひとつの要因にもなりえるから、ファミリーでのレジャーにもピッタリと言えそうだ。

ブリヂストンALENZA公式サイトはこちら

また、この風で気づいたのだが、微細なふらつきもしっかり抑えられているのが印象的だった。このふらつきには、SUV専用のサイドチューニングを施して、高次元の剛性を実現しているため。背の高いクルマで気になる挙動が、タイヤ側でいなしてくれるのは、これまた長距離ドライブの疲労軽減にも繋がるだろう。かといってグリップが強くてオーバースペックな感じがするかといえばそうではなく、どちらかというとステアリング操作に対して、ヒラヒラとした軽やかな身のこなしを見せるあたりも、高級車に向いているかもしれない。

そうそう、ALENZAはプレミアムタイヤではあるけれど、このLX100、実は転がり抵抗係数:Aというのも、ちょっとエコで嬉しいポイントでもある。

今回「ALENZA LX100」の試乗インプレッションをしてもらったのは自動車ジャーナリストの「今井優杏」氏。クルマ系のYouTuberとしても活躍しており、様々なモデルの動画を公開している。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

エコといえばさらに、非対称パタンを採用することによって、ブロック剛性を最適化し、耐摩耗性も高めているのだというから、新品の性能が長続きすることも魅力的だ。

SUVは遠出をすることが多いパッケージでもあると思う。スポーティなタイヤもむろん魅力的だけれど、ガンガン峠に行くのが好き、とかでなければ、後席との会話明瞭度も高いコンフォート系タイヤという、マチュアな選択肢は如何だろうか?

快適性と静粛性を求めるなら「LX100」(写真右)、スポーティさが欲しいなら「001」(写真左)と、SUVユーザーの好みに合わせて選択できるのもALENZAの特徴といえよう。

スポーティ志向のユーザーには「ALENZA 001」がオススメ

2017年2月に発売された「ALENZA 001」は、プレミアムSUVのスポーティな運動性能を高次元で引き出すために専用設計されたタイヤだ。オンロードでの高いドライ、ウェット性能に加え、低燃費性能、ライフ性能にも配慮したハイパフォーマンスタイヤとなっている。

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フォト=篠原晃一 K.Shinohara

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今井優杏
AUTHOR
2024/04/05 12:00

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