【BMW CUSTOM FRONT-LINE 2024】ホイールブランドにおけるスペシャリストの最適解。「KELLENERS sport X-LINE(ケレナーズスポーツ エックスライン)」

ここ日本で独自のホイールを展開するのがケレナーズスポーツジャパンだ。今回はBMW Xシリーズを想定した意欲作を取り上げたい。

Xシリーズの足もとを軽快にスポーティに仕上げる

BMWの各カテゴリーや車種ごとに要求性能やデザイン性を吟味したオリジナルホイールを紡ぎ上げ、ケレナーズスポーツジャパンが取り揃える、ドイツの伝統的な都市の名前を商品名に用いた一連のシリーズは、日本におけるBMWをよりスポーティかつエレガントに彩るものばかりである。
今回のトピックは都市名とは一線を画す「X-LINE(エックスライン)」である。これが狙ったのは、いまやすっかり市民権を得たSUVだ。BMWが「Xシリーズ」と括る一連のラインナップである。もっともBMWはそれをSAV、SACと括っている。セダンやクーペよりも大柄かつ高重量な傾向にあり、多人数乗車やアウトドア用途などタフな使い方が求められることもある。もちろん、BMWが貫くオンロード性能を犠牲にするわけにもいかない。スタイルを考えても、堂々たるXシリーズに見合うものが必要だろう。

フローフォーミング製法を用いたこのホイールは、現在、Xシリーズだけでなく1~7シリーズとして幅広い車種に適合する。クロームハイパーブラックはシルバーポリッシュより抑えた艶の質感が特徴的で、ボディカラーを問わずオールマイティーに活躍する。

そこに狙いを定めたケレナーズとしての回答。2×5本のツインスポークがリムエンドいっぱいにまで張り出した、足もとを力強く支えるデザインを構築した。その上で隣り合うスポーク間にできる空間が、どことなく軽快感を生み出していて“駆けぬける歓び”を喚起させる。4色が揃うカラーバリエーションによっては、より軽快感を生み出しスポーティさを訴えかけるし、反対に黒く落とし込んで屈強なオーラを出してもいい。
モダンBMWを想定したP.C.D,(5×112)専用デザインなので、ボルトホールまわりの処理に関してもまったく無駄がない。なお、Xシリーズに向けたものながらも、サイズによってはハッチバックやセダン(ツーリング)、クーペにだって適合する。高重量かつ高出力化の著しいBEVモデル(iX3)などにまで狙いを定めているのは、その強度や剛性、長期的な信頼耐久性に優れている証だろう。
日本のBMWユーザーにもっと歓びを味わってほしい。というケレナーズスポーツジャパンの精神が具現されたホイールこそがエックスラインだと思えた。

対してグロスブラックは少し落ち着きがありながら躍動感溢れる造形をアピール。いずれも純正ホイールキャップの装着が可能だ。

【価格表】KELLENERS Sport X-LINE
17inch×7.0~8.0J/46,200~50,600円
18inch×7.0~9.0J/55,000~59,400円
19inch×7.5~9.0J/66,550~73,150円
20inch×8.0~9.5J/73,700~82,500円
◎カラー:マットブラック/グロスブラック/シルバーポリッシュ/クロームハイパーブラック

フォト:ケレナーズスポーツジャパン BMWコンプリートVol.80より転載

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