日本6店舗目となるマクラーレン正規新車販売拠点がオープン「 マクラーレン広島」

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750Sのデリバリーとともに中国・四国エリアを強化

マクラーレン・オートモーティブ日本は、12月2日に日本で6店舗目となるマクラーレン正規新車販売拠点「マクラーレン広島」をオープン。広島高速道路の観音ICより3分の好立地に位置し、最新CI(コーポレート・アイデンティティ)に基づいた4階建ての施設は、ショールームやサービスセンターを完備し、新車販売だけでなく認定中古車販売およびカスタマーサービスの充実も図られている。運営を手掛けるジーライオングループは、マクラーレン広島のオープンに合わせて新会社GLブリティッシュを設立。

1Fにはショールームのほかマクラーレンサービスセンターも完備し、2F(写真)では認定中古車の展示および販売も行なわれる。充実したカスタマーサービスもマクラーレン広島の魅力だ。

オープニングイベント当日にマクラーレン・オートモーティブ日本代表の正本嘉宏氏から広島に拠点を構えた狙いや、日本マーケットの現状について話を伺うことができた。「中国・四国エリア内にはマクラーレンオーナーが多数存在しており、その方々は大阪や他の店舗で購入/整備を行なっていました。また、年間の走行距離はスーパーカーとしては明らかに長く、サーキットに行かれる割合も高い。隣県の岡山には国際サーキットもあることから、潜在的に走ることが好きなお客様が多いエリアであると考えています」

正本氏とともに取材に応じてくれたGLブリティッシュ代表の内山高寿氏(右)。「新車ショールーム、中古車展示場、サービス工場が併設し、マクラーレンを安心して楽しむことができます」

正本氏によれば、1億円を超えるモデルであっても納車日にサーキット走行を楽しむなど、相当の走り好きが少なくないという。一方、ブランド初のPHEV、アルトゥーラの導入により顧客にも変化が現れはじめた。「マーケティングやPR活動では、意外性や革新性を伝えながら、試乗してもらう機会を増やしてきました。そのような中で、既存のブランドイメージと、PHEVなどの新しい部分が融合し始め、新規のお客様もどんどん増えています。私はこのブランドに6年間勤めておりますが、昨今はお客様から“買わない理由がわからない”というコメントをいただくことが増えています。リップサービスもあると思いますが、この類の声が数件ではないことを鑑みると、本当に走ることが好きな人にお乗りいただいていることを実感しています」

内山高寿氏(左)、APAC・中国担当マネージング・ディレクター ポール・ハリス氏(中央)、正本嘉宏氏(右)。11月30日のオープニングイベントではテープカットが行なわれた。

最新モデルの750Sのデリバリーも始まり、’24年初頭にはオープントップ版の750Sスパイダーも導入される予定となる。
マクラーレン広島は中国・四国エリアにおいて、マクラーレンフィロソフィとドライビングエクスペリエンスを提供する最重要拠点であると言えるだろう。

【店舗情報】

■店舗名=マクラーレン 広島 ■所在地=〒733-0035 広島県広島市西区南観音7丁目16-10 ■TEL=082-942-0217 ■営業時間=10:00~18:00 ■定休日=水曜日、第一火曜日

リポート=佐藤 玄 フォト=マクラーレン・オートモーティブ ル・ボラン2024年2月号より転載

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