ランボルギーニ初のハイパフォーマンスPHEVの最高出力は何と1015hpを発生!
アウトモビリ・ランボルギーニは創立60周年を迎える今年、V12スーパースポーツ初のプラグインハイブリッド「HPEV (ハイパフォーマンスEV)」となる「Lamborghini Revuelto (ランボルギーニ・レヴエルト)」を発表する。レヴエルトは前例のないアーキテクチャ、革新的なデザイン、最大効率のエアロダイナミクス、新カーボンフレーム・コンセプトで、パフォーマンス、スポーティーさ、ドライビングプレジャーに新たなパラダイムを確立する一台。新開発のエンジンと3基の電気モーターを合わせたシステム最高出力は1,015HPに達し、ランボルギーニの12気筒モデルでは初となる、デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を搭載する。
【写真54枚】ドライビングプレジャーに新たなパラダイムを確立する一台!
パワートレインには重量当たりの出力が高いコンポーネントを採用。127HP/Lの新型エンジンは、フロントに搭載された2基のアキシャルフラックスモーターとの相乗効果で抜群のパワーウェイトレシオを実現し、さらにランボルギーニの12気筒モデルでは初搭載となる8速DCTの上部にも、ラジアルフラックスモーターが搭載される。合わせて3基の電気モーターに電力を供給するのは高比出力(4,500W/kg)のリチウムイオンバッテリーパックで、完全な電動走行も可能だ。
アウトモビリ・ランボルギーニのCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏は次のようにコメントした。「レヴエルトはランボルギーニの歴史を画するマイルストーンであり、当社の「コル・タウリ (Cor Tauri)」方針の電動化戦略における重要な柱でもある。個性的かつ革新的なモデルであると同時に、ランボルギーニのスーパースポーツカーの伝統と歴史を象徴するV12というDNAを忠実に守っている。レヴエルトは従来の殻を打ち破るために生まれてきたのだ。新型12気筒エンジンとハイブリッド技術を組み合わせることにより、ランボルギーニの顧客が求めるエモーションを生み出しながら排出量削減のニーズにも応えるという、完璧なバランスを実現している」。
新モデルを構成する素材の主役は、サンタアガタ・ボロネーゼのファクトリーの熟練職人の技が作り上げたカーボンファイバーだ。航空工学にインスパイアされた新型シャーシ「monofuselage」は、フレームに加え、あらゆる部分に使用されている。カーボンファイバーおよび軽量素材の広範な使用と、強力なエンジン出力によって、パワーウェイトレシオはランボルギーニ史上最高の1.75kg/HPを達成した。
これらの特性を駆使し、レヴエルトはセグメント最高峰のパフォーマンスを発揮する。0-100km/h加速はわずか2.5秒で、最高速度は350km/hを超える。さらに、新採用の電動トルクベクタリングが支える最高にダイナミックな走りと、完全電動走行も可能な4輪駆動が、サーキットでも日常の中でも、スーパースポーツカー「レヴエルト」のレベルアップされた実力を際立たせる。