最高687馬力、最大トルク1000Nmの圧倒的動力性能! メルセデスAMGの新型EV「EQE 53 4MATIC+」はハイパフォーマンスサルーンだった

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メルセデスのBEVフラッグシップであるのEQSに引き続き、AMGがチューニングを施したEQE AMGの国際試乗会が開催された。強烈な動力性能が予想されるが、果たしてそのライドフィールは?

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EQきってのハイパフォーマー

AMGのEQEには、今回試乗した53 4MATIC+のほかに、EQSには用意されない43 4MATICも存在する。

いっとき、日本ではクルマの「電動化」イコール「電気自動車化」みたいな誤解が蔓延した。電動化とは駆動力にモーターを使用することを意味し、だからハイブリッドもマイルドハイブリッドもプラグインハイブリッドもレンジエクステンダー付きEVもBEVもFCVもみんな電動化されたクルマである。

メルセデス・ベンツの電動化戦略は大きく分けてふたつの柱からなる。ひとつは内燃機のISG化やBSG化を速やかに進めること、もうひとつはメルセデスEQというサブブランドを立ち上げ、ここではBEVを扱うというやり方だ。メルセデスEQには、既存のプラットフォームを流用したモデルと、新規開発のBEV専用プラットフォームを使うモデルが混在し、前者はEQCやEQBなど、後者はEQSやEQEなどが含まれる。

赤いステッチとシートベルトはこのクルマがAMG仕様であることを示す。ハイパースクリーンはオプション。EQEは3ボックスのセダンだがトランクスルー機構を備える。

いっぽうで、メルセデスAMGも電動化には着手していて、以前紹介したEパフォーマンスと呼ぶプラグインハイブリッドを投入するだけでなく、現在BEV専用のプラットフォームを独自開発している。そしてメルセデスの内燃機モデルに手を加えるように、メルセデスEQのモデルにも手を加え、EQSに次いで登場したのがこのメルセデスAMG EQE53 4MATIC+である。

フォト=メルセデス・ベンツ日本 ルボラン2022年9月号より転載

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