【新型ジムニーカスタム大特集】アウトドア仕様に物申す! スパルタンな本気仕様が炸裂、マスターピースのジムニーカスタム【ジムニー天国2022】

廃道行くならこれでしょ! 本気仕様のJB74チューン

JB74のデモカーが続々と出てきている中、オフでの走りを1番の売りにしているサスペンションはあまりない。オンロードでの快適性や、ワインディングでのスポーツ性を重視し、オールラウンダー的な味付けをしているものが多い。

タフドックのステアリングスタビライザーが、ステアリングが重くならずに快適性をキープ。いい仕事をしている。

大径化されたタフドックのダンパー取り付け部に対応したショックガードを新設。オフでの必需品だ。

マスターピースのJB74も基本はオールラウンダーなのだが、その比率が他社とは異なるように感じられる。一般的な比率は、筆者が感じるにはオンロードが7でオフロードが3と言ったところ。しかし、マスターピースのJB74は、オフロードが6でオンロードが4のイメージがする。

オフセットタイプのラテラルロッドで、ダンパーとラテラルロッドの干渉を防ぐ。大径タイプのダンパーには必須。

NEO FuseとNEO earthの組み合わせはかなり効く。もう、オカルト系なんて言わせない程効果絶大だ。

これは奥原氏の発言からもよく分かる。「ジムニーはオフロード車やで。オフロード車はオフが走れてナンボや! 当然、移動にはオンロードも走る。そこは純正を超えていればいいんや。オフを走れんジムニーなんて要らんやろ! 当然ウチでもオンロード専用のジムニーは作る。でも、オフをターゲットにしたパッケージングで大したことないって言われんよう作り込んどるで!」。

ハード仕様を前提としたリーディングアームはかなり強固。奥原氏自身が現役で廃道に行くオフローダーなのだ。

タンク&キャニスターガードはオフ走行時には必需品。純正は樹脂製のタンクなので何があるか分からないのだ。

テストフィールドはオンロードとクロカン。まずはオンロードから。80mmアップというリフト量はかなり大柄に見える。ファームセルタイプのフラットな特性のタフドックダンパーは、ストロークフィールがスムーズで乗り心地がいい。若干ロールを感じるが程よい傾きで止まってくれるので、慣れさえすればかなりいいペースで走れる。ステアリングの応答性にシビアさはなく、かといってルーズでもない。

次にオフロード。路面追従性が抜群。このサスペンションを1輪浮かせるのは至難の技だ。ストローク量も申し分なく、何より特筆すべきはドライビングインフォメーションが掴みやすいこと。さまざまな判断をするための情報が多いのだ。廃道行くなら一押しのサスペンションだ。

SHOP’s VOICE(奥原正之さん)

3インチアップに加え、245サイズのタイヤに変更することによって迫力を演出しました。弊社ではコンプリートカスタムも販売しておりますが、こういった特別なクルマや、持ち込み車両にも対応しております。

マスターピース ☎078-731-8585 http://www.4×4.co.jp/

ジムニー天国2022より転載

■関連記事

2022/07/13 19:00

関連記事

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!