今年のグッドウッドで披露される、パフォーマンスとダイナミズム、ハンドクラフトマンシップとセンスが融合した一台
ベントレーのラインナップに、コンチネンタルシリーズおよび2ドアグランドツアラーの頂点に立つ究極のバージョン「コンチネンタルGTマリナー」が新たに加わる。GTマリナーW12は、W12エンジンとGTスピードと共通のシャシーに改良を加え、これまでで最もパワフルで、最も速く、最もダイナミックで、最もラグジュアリーなコンチネンタルGTとなる。
新型GTマリナーW12は、スピードのパフォーマンスとダイナミズム、先日発表されたアズールの快適性、そしてマリナーのハンドクラフトマンシップとセンスが融合した、あらゆる分野のベストを結集した究極のコンチネンタルGTを作り上げることに成功した。英クルーにあるカーボンニュートラルな工場でハンドクラフトされたW12 TFSIエンジンは、最高出力659PS、最高速335km/h、0-100 km/h 3.6 秒を発揮するという。
コンチネンタルGTマリナーW12のキャビンはラグジュアリーで、マリナーならではの選択肢とカスタマイズのレベルの高さを示している。この車だけのユニークなカラー・スプリットは、プライマリーハイドとセカンダリーハイドの新しい組み合わせに、流れるようなデザインラインを介してサードカラーが加えられた。 マリナーが提案する8種3色の組み合わせは、ベントレーのハイドと糸のカラーパレットを使用し、キャビン全体に印象的でありながらエレガントなコントラストを生み出しており、88種類のピアノ塗装のウッドパネルを選択することで、さらに個性的な演出が可能。
エクステリアでは、コンチネンタルGTマリナーを他のモデルとは一線を画すデザインが採用された。フロントでは、新しい「ダブルダイヤモンド」のマトリックスグリルが特徴的なスタイルを際立たせ、同じシルバーとブラックのデザインでマリナーのブランディングが施されたフロントフェンダーベントがそれを補完している。
GTのラインナップは、顧客にわかりやすいよう、それぞれ異なる特徴を持つモデル分けとなった。「アズール」は、快適性と乗り心地を重視する顧客のためのモデルで、V8エンジンを搭載した新しい「GT S」は、ドライビングの楽しさに集中したい顧客のためのモデル。そして、これらすべての上に位置するのが「マリナー」となる。
コンチネンタルGTマリナーW12は、まさにクラフトマンシップとパフォーマンスの究極の組み合わせといえるだろう。クーペとコンバーチブルの両方が用意されたこの車は、世界最高のグランドツアラーを作るというベントレーの真髄を示す最高峰の一台。マリナーモデルの豪華さと快適さに加え、V8エンジンの個性を求める方には、コンチネンタルGTマリナーV8が引き続き用意されている。
新型GTマリナーW12は、今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに出展され、新型Sシリーズの3台とともに丘を駆け上がる。これらの現代的な市販車両に加え、ブロワーコンティニュエーション・シリーズの第1号車であるブロワー・カー・ゼロがヒルクライムに登場する予定だ。