SUVは車高が低いデザインの可能性も？ セダンとは顔違いか

トヨタが開発に着手しているとみられる主力セダン、「クラウン」に設定される派生モデルの情報を入手、予想CGを制作した。

現行クラウン（S22#型）は2018年にデビュー、これまでの50代以上の顧客層から40代以下の世代をターゲットに、スポーティなボディスタイルを採用、大きな転換期となったが、次世代型では初の派生モデルと導入、さらに攻めたモデルとなりそうである。

次期型では、「クラウンSUV」が設定されると伝えられているが、背の高いSUVスタイルではなく、ワゴンに近いクロスオーバースタイルで登場する可能性あることがわかった。

予想されるエクステリアだが、シルエットはサルーン要素を取り入れたワゴン型クロスオーバーで、メルセデスベンツ「オールテレーン」や、アウディ「オールロード」テイストに仕上げられそうである。

デザインはフロントからリヤに至るまで、SUVらしいハード感を印象付ける、ウレタンスカート装着。また、フロントにもアンダーガードも装備し、特徴的なライトデザインは、トヨタのEVラインナップモデルの流れをくむコの字型デザインに。また、アンダーグリルにもSUVらしいセイフテイーバンパーを装着するなどハードに武装するはずだ。

セダン、クロスオーバーとも市販型では、長年親しまれてきた後輪駆動から「TNGA」前輪駆動プラットフォームを採用、全モデルが4WDとなることも注目されている。

キャビン内では、大型インフォテイメントタッチスクリーン、フルデジタルインストルメントクラスターを搭載、ウッドトリムとカーボンファイバートリムで高級かつスポーティなインテリアが期待できそうだ。

パワートレインはセダン同様、2.5L直列4気筒エンジン＋電気モーターのハイブリッドをアップデートし搭載。3.5L V型6気筒のハイブリッドは消滅する方向で調整されているようである。

クラウンセダン、及び派生クロスオーバーは早ければ2023年初頭にもワールドプレミアされる可能性がありそうだ。