トヨタ伝統のモデルにもSUVが! 「カローラ クロス」がワールドプレミア

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パワーユニットは1.8Lハイブリッドと1.8Lガソリンの2機種を設定

7月9日、トヨタはカローラシリーズに新たなバリエーションとなるSUV「カローラ クロス」を設定し、タイで世界初公開した。タイ市場では販売が開始され、今後、順次導入市場が拡大していく。

カローラ クロスは、「COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、顧客の期待を超える「車格感(力強さを感じさせる外観)」+「ユーティリティ(使い勝手の良さ)」の両立を目指して開発された新しいSUV。

ボディサイズは全長4460×1825×1620mmで、ホイールベースは2640mm。このサイズはC-HRより75mm長く、30mm幅広く、70mm高い。ホイールベース、さらに5.2mの最小回転半径はC-HRと同じだ。

プラットフォームはTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づく「GA-C」を採用し、上質な走りと快適な乗り心地、静粛性を実現。また、快適性能に加えて、広々としたキャビン、乗降性の良さ、あらゆるシーンで使えるタイ市場Cセグメントクラスでトップレベルのラゲッジスペース、そしてカローラシリーズから引き継いだ安全装備により、「快適・便利・安心」を追求した1台に仕立てられている。

タイでの世界初公開に際して、開発責任者を務める亀山大三氏は、「カローラ クロスは、カローラの『新しい家族』であり、お客様にとっても、時には友人、時には相棒、時には兄弟・姉妹と、まさに家族のような存在になりたいと考えています。大切な人、荷物、未来も、全てを載せて、カローラ クロスでお客様の新しいストーリーを作るお手伝いができればと願っています」と述べた。

パワートレインは、C-HRと基本を共有する1.8Lハイブリッド(2ZR-FXEエンジン+リダクション機構付きのTHSⅡ)のほか、140ps/177Nmを発揮する1.8L直列4気筒の「2ZR-FBE」ガソリンエンジン+CVT(Super CVT-i)を設定。駆動方式はいずれもFFだ。

エクステリアは、堂々として力強い前後ビューや、スペースと車格を感じさせる伸びやかなサイドビューが特徴。力強さを強調するフェンダーの造形もチャームポイントで、アクティブな雰囲気を発散する。タイヤサイズは215/60R17または225/50R18を設定。

見晴らしの良い空間が演出されたインテリアは、十分なヘッドクリアランスが確保されたほか、クラストップレベルとなる487Lの荷室容量を実現している。

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