11月2〜4日には東京・青海の「BMW Group Tokyo Bay」で特別先行展示を実施
10月31日、ビー・エム・ダブリューはプレミアムコンパクト・セグメントにおけるBMW初の4ドアクーペとなる「BMW2シリーズ・グランクーペ」の日本導入を発表。同日より受注を開始した。カスタマーへの納車は2020年4月以降を予定している。
●「BMW2シリーズ・グランクーペ」モデルラインアップ
・218iグランクーペ:3,690,000円
・218iグランクーペPlay:4,100,000円
・218iグランクーペMスポーツ:4,480,000円
・M235i xDriveグランクーペ:6,650,000円
※車両価格は消費税込み
ボディサイズは全長4526×全幅1800×全高1420mmで、ホイールベースは2670mm(いずれも欧州仕様値)。狭い道でも比較的扱いやすく、一般的な機械式駐車場にも対応するコンパクトなボディにクーペモデルらしく滑らかなルーフラインを備えたスタリングが特徴だ。
エクステリアでは、幅広い立体的なデザインのキドニーグリルや、BMW最新のデザインコンセプトによるL字型のテールライトを採用。サイドボディのプレスラインは、陰影を際立たせた機敏で優雅なスタイルとなっている。
インテリアはアンビエントライトやデジタルメーターパネル、10.25インチのコントロールディスプレイを採用するなど、先進的な空間を演出。新型1シリーズと同様に前輪駆動アーキテクチャーを用いたこともあり、後席の足もと空間は、2ドアボディの2シリーズクーペより約33mmも広い。後席シートバックはトランクスルーに加えて40対20対40の分割可倒機構が備わり、430Lが確保されたトランク容量を拡大できる。
日本仕様には2種類のパワートレインを設定。「218i」には140ps/220Nmを発揮する1.5L直列3気筒ターボエンジンと7速DCTを、「M235i xDrive」には306ps/450Nmを引き出す2L直列4気筒ターボと8速ATを搭載する。
前輪駆動アーキテクチャーを採用しているものの、新型1シリーズと同様にARB(タイヤスリップ・コントロール・システム)を採用したことで、コーナリング時にはアンダーステアが抑制され、ドライバーの意のままの走行ラインを描くことができる。
そのほか、AI技術を用いたインフォテイメントシステム「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」や、車載通信モジュールによりITネットワークへの接続が可能な「BMWコネクテッド・ドライブ」、リバース・アシストを備えた「パーキング・アシスト」(全車に標準装備)を含む先進の運転支援機能が採用されている。
なお、「BMW Group Tokyo Bay」(東京都江東区青海)では、11月2日〜4日に新型2シリーズ・クランクーペの特別先行展示が行なわれる予定だ。
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