マイルドハイブリッドやプラグイン・ハイブリッドも設定?
ランドローバーの伝説的オフローダー、「ディフェンダー」の次期モデルプロトタイプをカメラがキャッチ。今回はコックピットの撮影にも成功した。
初代の生産終了から3年半が経過、いよいよまもなくブランニューの新型が市場投入されるディフェンダーだが「#BEST 4X4 FAR」(最高の4WDが未来へ)と書かれた開発車両のエクステリアはカモフラージュが厳重で、市販型のデザインは一切わからない。すでにランドローバー自身が次期型のテスト車両を公開、発表3カ月前の開発車両としては異例といえる警戒レベルだ。しかし、今回フロア裏側の撮影にも成功したことで、テスト車はリヤにエアサスペンションを装着していることが明らかになった。
また、今回は初めて室内の撮影にも成功。インパネには布が被せられていたものの、ステアリングホイールの向こうにはデジタルクラスター、その横にはインフォテイメントディスプレイが装備されていることを確認。中央のディスプレイ下にはジョイスティック型のシフトセレクターや空調のコントールパネルも確認できる。ちなみに、近年ジャガー・ランドローバーの最新モデルには「Touch Pro Duoインフォテイメントシステム」が搭載されているが、次期ディフェンダーには搭載されない可能性があるようだ。
そのプラットフォームには「MLA」(モジュラー・ロンジチュード・アーキテクチャー)を採用。これは内燃機関だけでなくプラグイン・ハイブリッドやEVなど、あらゆるパワートレインに対応することから次期ディフェンダーには2L直列4気筒の「インジニウム」に加え直列6気筒エンジン、48Vマイルドハイブリット、プラグイン・ハイブリッドのラインアップが予想される。
すでにティザーを兼ねてテスト車の写真も公開されている次期ディフェンダーだが、9月にはオンラインデビューが予想されている。順調にいけば、10月のフランクフルト・ショーがワールドプレミアの場となるはずだ。
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