タイムズ24がカーシェアにEVを100台導入

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東京、神奈川、埼玉、大阪をはじめ全国に展開。駅近くに配備して短距離ニーズにこたえる

一度は乗ってみたいものの、なかなか触れる機会のない電気自動車(EV)。航続距離や価格を考えると自分のクルマとするにはハードルが高く、最近はショッピングモールなどで充電設備は目にするようになったものの、身近な存在とはいい難い。そんなハードルを少し低くしてくれそうなサービスを、国内カーシェアリング最大手のタイムズ24が8月にスタートさせる。

タイムズ24はこれまでもEVをシェアリング車両として導入したきたが、今年8月から10月までに30台、11月から来年1月までに70台と、半年間に100台のEVを配備する。需要の多い東京、神奈川、埼玉を皮切りに、大阪など全国へ配備を広げていく考えで、より多くの人がEVを活用できるようになる。
ゴーストップの多い短距離走行でのメリットが大きいEVの特性を生かせる都市部を主体に、鉄道利用を組み合わせたレール&カーシェアでの活用も行なっている構えだ。

給油の不要なEVはカーシェアリングとの相性がいい面もあり、充電器を備えたタイムズのパーキングなどとの連携も考えられる。車内WiFiの設置も検討されており、利便性の高いシェアリングとなる可能性は高い。EV体験はまずカーシェアリングで、と考える人も少なくないはずで、EV普及にひと役買うことにもなりそうだ。

ル・ボラン2019年9月号より転載

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