複雑怪奇な現代社会へのアンチテーゼ
「ハチロク」の愛称で知られ、トヨタの新型車にまで名前が引き継がれたナツメロの名曲がAE86型のレビンとトレノ。デビュー当時すでに何も新しさはなかったが、さっくり描いた素直さが、かえってスポーツ心を波立たせた、複雑怪奇な現代社会へのアンチテーゼともいえる。
TOYOTA COROLLA LEVIN
1:マクファーソンストラット式フロントサスペンション
2:超高回転まで淀みなく吹けた4A-GEU型1587cc直列4気筒ツインカムエンジン
3:レビンは固定式ヘッドライト、姉妹車トレノはリトラクタブル
4:固定軸を4リンクとコイルスプリングで吊るリアサスペンション
5:後席を折り畳むと巨大な荷物を呑み込めた大きく実用的なテールゲート
TOYOTA COROLLA LEVIN
■生産年:1983〜1987年(4代目カローラレビン/トレノ)
■登録台数:13万6900台(含むトレノ)
■国籍:日本
Specification/TOYOTA COROLLA LEVIN(3-door 1600 GT-APEX)
■全長×全幅×全高=4200×1625×1335mm
■ホイールベース=2400mm
■車両重量=960kg
■エンジン種類=水冷直列4気筒DOHC
■排気量=1587cc
■最高出力=130ps(96kW)/6600rpm
■最大トルク=15.2kg-m(149Nm)/5200rpm
■トランスミッショッン形式=5速MT
■サスペンション形式=前 マクファーソンストラット、後 4リンク
■ブレーキ=前 ベンチレーテッドディスク、後 ディスク
■タイヤサイズ=185/70HR13
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