【チビカメKeigoのラリー漫遊記】ヨーロッパ選手権ラトビア編(その2)

リエゾン区間でネズミ捕りに遭遇!?

さてさて、雨に降られて心が折れたボクは、ラトビア選手権の途中まで撮影して車に戻りました。この後は違うSSに移動する予定だったけど、空腹と睡魔には勝てず。その場に留まってリピートとなるSSを撮影することに決めて、1時間半ほどのお昼寝タイム。臨機応変な対応がラリー取材の基本です。リピートステージを途中まで撮影して、リエパーヤのサービスに向かいます。

こちらは旧ソ連のLADA VAZ2105。カクカクした形の車が大好物なボクにはグサグサ刺さる車です。

初日を総合5位で終えた新井大輝だったけど、電気系のトラブルで順位を落とすことに。初めてのチーム、初めて組むコ・ドライバー、初めての車などなど、初めて尽くしに加えて、ERCの舞台に久々に戻ってきたヨコハマのタイヤ開発を兼ねての参戦で総合5位は上出来だっただけに残念なトラブル。あ、そういえば彼も二世ドライバーでした。先日、愛媛で開催された全日本ラリーではオヤジさんを差し置いて見事優勝。親子対決なんて世界的に見ても珍しいので、皆さんも全日本ラリーに注目してみてください。

初日を総合5位で終えた新井だったけど、電気系のトラブルで8位に。初めて尽くしの体制でも速さは見せたので、次戦以降に期待!

サービスの撮影を終えると、約50キロほど先のSSに向かいます。街を抜けて郊外に出たところで対向車がパッシングしてくるんです。なんだなんだ?と思ってると路肩に怪しい車と怪しいおっさん! そう、ネズミ捕りでした。パッシングで教えてくれるなんてこと、すっかり忘れてましたよ。昔は日本でも見る光景でしたよね。その後も何ヶ所かでネズミ捕りの現場と覆面パトカーに遭遇。1台はヨーロッパでよく見るシュコダのオクタビアで、もう1台はなんとスバルのフォレスター。こんなの絶対わからないよ!

こちらはリーヒマキの街で見かけた2104のワゴン。2105はチェコで見たけど、これは初めて見たなあ。

ようやくありつけたランチ。このボリュームで8ユーロ。安い!しかも美味。

下見の時に見つけた菜の花畑。天気がよければなあ。来年リベンジしよ!

ボクは無事だったんだけど、なんとこの日、ルクヤヌクが2度の速度超過で主催者が罰金と執行猶予付きのポイント剥奪を命じました。ラリー車にはGPSのトラッキングシステムが搭載されていて、全部記録されているんですね。そして驚くのが、90キロ制限の道を約80キロも超過していたこと。さすがに飛ばしすぎでしょ! 国によっては渋滞などでタイムコントロールに遅れそうなラリー車を警察車両が先導するなんてシーンを見るけど、ラトビアはそこんとこには厳しそうな雰囲気でした。もし海外に観戦に行く時はスピード違反にも注意してくださいね。ボクも最近でこそ捕まらなくなったけど以前はしょっちゅう捕まったり、ありがたくない記念撮影をされたりしていました。何事も経験ですね。

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山本 佳吾
AUTHOR
2019/06/23 14:00

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