【チビカメKeigoのラリー漫遊記】ヨーロッパ選手権ラトビア編(その2)

山本 佳吾
AUTHOR
2019/06/23 14:00

2本目のSSにギリギリ間に合った……

普段より安かったとはいえ、空港内のヒルトンに泊まるなんて贅沢をしてしまったボクです。日曜早朝の飛行機でリガに戻るので致し方ありません。結局、またもや短い睡眠時間でリガ行きの飛行機に搭乗。6時半に着いてリエパーヤに向かってまたまた2時間半のドライブです。

フィンランドから移動してきて、ほんとギリギリ間に合いました。

日曜の2本目のSSに直接向かうので、正確にはリエパーヤの手前なので若干距離は短いんだけど、もはやひとりで耐久レースをやってる気分。予定では少し余裕を持って撮影ポイントに着くはずだったんだけど、予定は未定。途中でトレーラーの集団を抜くのに手間取って予想外のタイムロス。クルマを止めて必死に走ってポイントに着いたらちょうど1台目がやってくる直前。息も絶え絶えに撮影開始ですが、自分でも何やってんだかよくわからなくなってきました。

ね、ひどい砂埃でしょ?風向きによってはまともに喰らいます。

昨日、雨が降ったはずなのに乾燥しきった路面は相変わらずダスティー。朝っぱらからあっというまに砂まみれです。うう、辛い。しかも、また雨が降ってきて気温も低下。風も吹いてきて体感温度は完全に冬ですよ。晴れてりゃ楽しい取材なのにこれじゃ修行ですね。

国によって差はあるんだけど、ラトビアのギャラリーはおっちゃんが多かったです。

マシントラブルで初日にデイリタイアした村瀬だけど、粘りの走りで完走。

ボクがいなかった土曜のSS1で17歳のオリバー・ソルベルグがいきなりのベストタイム。去年のERCチャンピオン、ロシアンロケットとも呼ばれるロシアのアレクセイ・ルクヤナクが目標なんて言ってたオリバーだけど、そのルクヤヌクを従えてラリーを完全に支配。恐るべし17歳は日曜もその勢いが衰えずラリーをリードします。

こちらはラトビア選手権に参戦していたフォードのピューマS1600。今となってはレア車ですねえ。

極めつけはこちらのトラック。GAZ53!GAZはロシアのメーカー。一見して速くなさそうだけど実際遅いです(笑)しかも、2台もエントリーしていました。ドドドと低いうなり音を響かせていて遅いけど迫力は満点。

WRC2プロ選手権で活躍中のカール・ロバンペラも18歳。最近、ラリーの世界では10代のドライバーの活躍が目立ちます。オリバーとカールに共通するのは、ふたりとも父親がラリードライバーで北欧出身って点。どんな競技にでも言えることだけど、環境って大事ですね。最近、日本のラリー界でも10代のドライバーが登場してきているので、将来が楽しみです。

「ル・ボランCARSMEET」 公式SNS
フォローして最新情報をゲット!

おすすめ記事一覧