グレードは445㎰/700Nm仕様の高性能な「60TFSI e」に
アウディのクロスオーバーSUV、「Q8」に設定されるPHEV、プラグイン・ハイブリッド仕様がカメラに捉えられた。アウディは、3月のジュネーブ・ショー2019で「Q5」、「A6」、「A7」、「A8」のPHEVモデルを公開済み。現地では先日、Q5が発売されているが、これらのモデルには「TFSI e」というバッジが与えられている。
設定されるグレードは最高出力299ps、最大トルク450Nmを発揮する2L 直列4気筒ガソリンターボ+電気モーターの「50TFSI e」、最高出力367ps、最大トルク500Nmをマークする3L V型6気筒ガソリンターボ+電気モーターの「55TFSI e」、そしてトップモデルには50TFSI eと同じエンジンをベースに最高出力445ps、最大トルク700Nmとした「60TFSI e」の3タイプだ。
この中でQ5とA6、A7には50TFSI eおよび55TFSI eが設定。A8には55TFSI eまたは60TFSI eが用意される。駆動方式は、すべてのTFSI eモデルで4WDのクワトロを採用。フロアには総電力量14.1kWhのリチウムイオンバッテリーが備わり、WLTP基準におけるEV航続距離は40kmとなっている。
さて、スカンジナビアで捕捉されたQ8の開発車両は左側面リヤフェンダーに充電ポートが確認。さらに、ウインドーに貼られた黄色いステッカーからハイブリッドモデルであることもわかる。搭載システムはラグジュアリーなクロスオーバーSUVということで60TFSI eのものとなるようだが、そのお披露目は2019年後半という説が有力だ。
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