本格オフローダーとしての「メルセデス・ベンツGクラス」の40周年を記念した特別仕様が登場

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ディーゼルの高性能版「G400 d」を新たに設定

6月13日、ダイムラーは「メルセデス・ベンツGクラス」の初代誕生40周年を記念して、現行Gクラスをベースにした特別モデル「STRONGER THAN TIMEエディション」を設定したことを発表した。

この特別仕様車は、通常のラインアップモデルではオプションとなるAMGラインが標準装備されている。AMGラインはフロントスポイラーとリヤスカートで構成されるAMGスタイリングパッケージのほか、AMGマルチスポークホイールやスポーツステアリングホイールなど、内外装をよりスポーティに仕上げるアイテム群。ガソリン車の「G500(日本名G550)」には、スポーツエキゾーストシステムも含まれている。

さらに路面に「G」の文字が投影されるカーテシランプや、フロントドアに装着される「STRONGER THAN TIME」バッジなどが装着され、特別なモデルをさりげなく主張する。

また、この特別モデルを機に登場したのがディーゼル仕様の高性能版「G400 d」だ。搭載される3L直列6気筒ディーゼルターボは330ps/700Nmを発揮。このスペックはG350 dのそれを44ps/100Nm上回る。

さらに、新たなパーソナライゼーションプログラムとして「Gマニュファクチュール」も誕生。Gマニュファクチュール専用のボディカラーとしてマンガナイトグレーマグノやダイヤモンドホワイト、オリーブメタリックなど7色を設定するほか、ゴールドのステッチを施すブラックのナッパレザーシートなどを設定。さらにラグジュアリーな仕立てとして、マキアートベージュを基調としたインテリアに光沢の明るい茶色が特徴のセンウッドのデコレーションパネルを組み合わせるエクスクルーシブインテリアプラスも用意。カスタマーの好みに応じて内外装を多彩にオーダーできる。

このほか、AMGモデルには「AMGトレイルパッケージ」を設定。このパッケージはオフロード走行に対応するオールテレインタイヤや20インチの軽合金ホイールのほか、ブラックのアンダーガードやマッドフラップ、ラバー製フロアマットなどで構成されている。

ちなみにダイムラーは現在、オーストリア・グラーツに「Gクラス・エクスペリエンスセンター」を建設中で、まもなく完成する予定だ。10万平方メートルの広さを誇るこの施設は、さまざまな地形を設定することでGクラスの卓越したオフロード性能を体験できるほか、オフロードドライビングの腕を磨くこともできるという。

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