アウディの主軸、「A4シリーズ」がアップデートを実施!

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フロントマスクを刷新。欧州仕様の「S4」はディーゼル仕様に

新型A4アバント

1994年の初代誕生から25周年を迎え、グローバルでの販売台数が初代から累計で750万台に達した「A4シリーズ」は押しも押されもしないアウディの基幹モデル。その現行型が、このほどアップデートを実施した。

新型はフロントマスクを中心に外観デザインを刷新。シングルフレームグリルはより幅広く平らな形状に変更され、マトリクスLEDヘッドライトも新世代のデザインとなり、さらにダイナミックで洗練されたイメージを主張する。

新型では新しいインフォテイメントシステム「MMI」の採用もニュース。10.1インチサイズのタッチディスプレイが組み合わされ、音声制御機能を搭載したほか、各種オンラインサービスが受けられる。

新型S4セダン

運転支援システムは「ツアー」、「シティ」、「パーク」の3種類のパッケージまとめられた。「ツアー」パッケージに含まれるストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロールは、前方に車両がいない場合でも、ナビゲーションや交通標識などの情報を分析することによって加速・減速・制動させる機能が盛り込まれたのが新しい。

パワーユニットはガソリンとディーゼル合わせて6種類のターボエンジンが設定され、いずれも欧州の新排出ガス基準である「ユーロ6d」に適合。このうちの3基には12Vシステムを組み合わせたマイルドハイブリッドとなる。

新型S4アバント

高性能版の「S4/S4アバント」には347ps/700Nmを引き出す3LのV型6気筒ディーゼルターボに、電動コンプレッサーを含む48Vシステムを組み合わせ4.8秒(S4)の0-100km/h加速を実現しながら、16.1km/Lの燃費(欧州複合モード)をマークしている。なお、欧州以外の市場で販売されるS4シリーズには、3L V型6気筒のガソリンターボ(354ps/500Nm)の「3.0TFSI」が搭載される。

新型A4オールロードクワトロ

A4オールロードクワトロには、35mm高められた地上高に加えてアンダーボディプロテクションや専用サスペンションを採用したことにより、優れたラフロード性能と快適な乗り心地を両立している。フェンダーにはホイールアーチトリムが装着され、標準のA4アバントより全幅がフロントで6mm、リヤで11mm拡大している。

新型A4シリーズは、欧州では5月から市場に導入される。欧州市場での車両価格は「A4セダン35 TFSI Sトロニック」で3万5900ユーロ(約440万円)から。「S4セダンTDI」が6万2600ユーロ(約768万円)からという。

ちなみに、欧州導入時にはLEDヘッドライトやSラインサスペンション、18インチホイール、アルカンターラ張りのSラインスポーツシートなど、6400ユーロ(約79万円)相当のオプション装備を付加した特別モデルの「エディション1」が設定される予定で、車両価格は「A4セダン45 TDIクワトロ ティプトロニック」がベースの場合、5万3300ユーロ(約654万円)からとのこと。

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