【チビカメKeigoのラリー漫遊記】WRCスウェーデン(ヒストリック)編

実は今のWRカーより速いクルマも!?

ヒストリックイベントだからたいしたことないんじゃないの? と思うかもしれないけど、さにあらず。スウェーデンに限らずヨーロッパのヒストリックラリーは本気でぶっ飛ばします。

なので、クルマもきちんと製作してあります。中でも70年代や80年代のクルマは、元から速いっていうのもあるけど、現代の技術で製作するので現役当時よりも速かったりもするんですよ。

 

911はサーキットよりもラリーのほうが似合うと断言できます!

では、そんなヒストリックラリーにどんなクルマが参加しているかと言うと、土地柄なのか、やっぱりボルボが一大勢力。それもカクカクした後輪駆動時代の240とか242がいっぱい走ってます。で、ヨーロッパのヒストリックイベントの常連フォード・エスコート。あと意外と多いのが日本車です。ハチロクやマツダ323(ファミリア)や、日本じゃ全く見なくなったけど、舘ひろしがCMに出てたスズキの初代スイフト(カルタス)なんかが走ってました。

とにかくうじゃうじゃ走ってるフォード・エスコート。日本で言うとハチロクみたいなもんですね。

他にもポルシェ911やミニなど、ヒストリックラリーじゃおなじみの車種もわんさか。その一方、すっかり影が薄くなったのがサーブ。過去にはソネットなんかも参加してたんだけど今年は見なくて、そのかわりに96モンテカルロ850なんてレア車が2サイクルの甲高い音をさせながら走ってました。日本じゃ見ることのできない車種を見られる点もヨーロッパのヒストリックラリーのよいところですね。

オペル・カデットのようなヤングタイマー世代も。

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