ブレーキ性能はプジョーとボルボは引き分けだが、エンジンフィールはボルボに軍配【清水和夫のDST】#79-2/4

ブレーキ性能は互角の仕上がり

ディーゼルユニット搭載のプジョー308はGTグレードなので、かなりスポーティな味付け。実際にテストしてみると、2Lディーゼルは鋭く加速するし、トルコンATとの相性も良い。発進からスッと加速し、エンジンのレスポンスも鋭い。スポーツモードでは、さらにエンジン音が楽しめる。ギアボックスはアイシン製の6速だが、ギア比は的確で変速もスムーズだった。時速100km/hでは3速ギアで4000rpmぐらい回っていた。ブレーキも悪くない。初期の利きが良く、予測以上に減速度が出る。ブレーキを踏んだときのペダルのしっかり感も良いし、同時にABSも正確に機能していた。

PEUGEOT 308GT BLUE HDi
●加速:0.33G(★★★☆)
●減速:1.04G(★★★★)

リポート:清水和夫/K.Shimizu フォト:篠原晃一/K.Shinohara ル・ボラン 2017年4月号より転載

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