あらゆる路面の走破性を向上させた新型ジムニーチューン!【ジムニー天国 2019】

高い完成度の64、マスターピースはさらなる高みを目指す!

マスターピースの64は、実に丁寧に作り込まれている。オリジナルの64のひとつのウリである静粛性を損ねることなく各種パーツが組みつけられ、走行時の異音、雑音が少ない。

リアはアッパーリンクを増やしたトラクションリンクに変更。ヒットしやすいピボットにはガードを装備。

テストに用意された64には、23で培われたノウハウを基に64用にセットアップされた3インチアップグレースサスペンションが、タフドッグ ニトロチャージ ショックアブソーバーとコンビを組んで装着されている。

中でも出色なのが、前後にトラクションリンクを装着しているところだ。トラクションリンクの追加によって、トラクション性能が大幅に向上することは理解できる。コーナリング中のボディロールのコントロールに果たす役割は大きく、安定した高速コーナリングを可能にしてくれる。

特徴的なトラクションリンク(リーディングアーム)を擁するフロントサスペンション。

この完成度の高いサスペンションにとって、新エンジンR06Aの出力は物足りなく感じてしまうのはいたし方ないことと言える。マスターピースはR06Aの出力アップの手法を試行錯誤しているが、今回は最近評価の高いTDIチューニングを採用することで、パワーアップとスロットルレスポンスの向上を狙っている。もちろん、オフロードでの走行性能も好ましい。

前後ショックは大容量のタフドッグニトロチャージャーショックアブソーバーを採用。

新エンジンや、各セーフティデバイスとの関係性等により、トラクションデバイスの採用はまだ検討の最中のようで、デフはオープンのままだ。だが、そのサスペンションの能力によってレベルの高いオフロード走行を可能にしている。

リアラテラルロッドアップブラケットは、サスペンションの3インチアップに対応。

余裕のサスペンションストロークと、BFグッドリッチ・マッドテレーン225/75R16のコンビは、傾斜のきついラフな路面でも、十分な接地性を持つことで走破を可能にしている。

テストドライバー:中田和夫 ジムニー天国2019より転載

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2019/03/29 07:00

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