【国内試乗】疑ってゴメンなさい! 素直に頭を下げよう。アルファ初のSUV「ステルヴィオ」はディーゼルでもアルファでした!

アルファの走る楽しさは一切損なわれていません

アルファ・ロメオ エンジン開発部門 パオロ・パロッティ氏

「このディーゼルエンジンは、無理に新しい技術を投入しようとはせず、私達がこれまでに培ってきた様々な技術的な要素を磨き上げ、バランスよく組み合わせたもの、と考えていただいてよいでしょう。軽量化、燃焼能力、ターボ性能、アフタートリートメント……。他にもたくさんありますが、そうした技術をさらに追求することで、非常に効率のいいエンジンに仕上げることができました。ディーゼルですから、燃費はよく航続距離が長いのはもちろんですが、何よりも走りのパフォーマンスが優れています。私達はクルマを走らせる喜びを重視するユーザーのことを念頭において開発を進めてきたのです。アルファ・ロメオは楽しくなければ、と考えているファンの方たちにとっても……満足していただけるエンジンに仕上がっていると思います。

またディーゼルエンジンだけが持つダイナミックなテイストも堪能していただけるでしょう。エンジン重量を抑えることができていますので、ステルヴィオの長所であるハンドリングのよさには悪影響を及ばしていません。アルファ・ロメオのディーゼルエンジンは“スポーツディーゼル”なんです。そのフィーリング、楽しさをぜひ味わってみてください」。

フォト:篠原晃一/ル・ボラン 2019年5月号より転載

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