パワートレインはLS譲りに
「ランドクルーザー」といえば、クラウンと並ぶトヨタ伝統のブランド。そのタフな作りは国内以上に海外で高く評価され、「ランクル」の愛称はマニアばかりでなく広く定着することとなった。
現在のラインナップは、一時日本でも限定復活したヘビーデューティな70系とミドルSUVカテゴリーに位置付けられる「プラド」。そして、いまやラグジャリーSUVとしてのキャラクターが色濃くなっている現行200系の3タイプ。そのトップ・オブ・ランクルである200系のデビューは2007年。すでに今年で12年が経過している。5ドアの乗用車色が強いランクルというと、歴代モデルでは初期の55/56系(’67~’80年)も長寿だったが、それ以降の60系や80系、100系が10年弱でモデルチェンジしていることまで考慮すると、新型に切り替わる機は熟している。
そこで今回は、現在までに得られた情報を基に新型の予想CGを作成してみた。そのフロント回りの造形は、キープコンセプトながらアンダー部分まで伸ばした大迫力の大型グリルを装備。ロワグリルも中央からラウンドさせ、これまでより洗練されたデザインに仕上げられる。また、ヘッドライトはモダンな三連プロジェクターLEDに。
一方、サイドはシャープなキャラクターラインとタイヤハウスの存在感を強調する造形でワイド感をアピール。プレミアムなSUVに相応しい存在感に磨きがかけられるが、骨格回りは現代的にアップデート。現行型より軽量化と高剛性化が図られているという。
パワートレインに関しては、いくつかの情報がある。ひとつは3.5リッターV型6気筒あるいは、V型8気筒ツインターボディーゼルエンジンの設定。もうひとつは、「レクサスLS」から流用される3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン、およびマルチステージハイブリッドシステムだ。とはいえ、現段階ではディーゼルとハイブリッドの同時ラインアップより後者のみの設定となる可能性が強い。その回答が得られそうなのは、コンセプトカーとしての発表がウワサされる今年の東京モーターショー。仮に、その場に間に合わなくても2020年には新型ランドクルーザーが発売されることは間違いなさそうだ。
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