コンパクトSUV戦線に異常アリ! アウディQ3が新型に

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ボディサイズ拡大で居住性が向上

7月25日、アウディはフルモデルチェンジを受けて2代目に移行したコンパクトSUV、新型「アウディQ3」を発表した。

ボディサイズは全長4485×全幅1856×全高1585mmで、従来型より97mm長く、25mm幅広く、5mm低くなった。また、2680mmのホイールベースは従来型比で77mmの延長。これにより、後席ニースペースを中心にキャビン空間は着実に広くなっている。

エンジンは150〜230psの直列4気筒ターボで、ガソリン3機種、ディーゼル1機種を設定。6速MTまたは7速Sトロニックを組み合わせる。駆動方式はFFまたはクワトロシステム(4WD)がパワートレインに合わせて組み合わされる。

エクステリアデザインは、従来型より一層スポーティになった。縦のバーが入る8角形のシングルフレームグリルや、薄型のヘッドライトが新型のマスクを大きく特徴づけている。LEDを用いた前後ライトはくさび型のモチーフが与えられ、洗練されたイメージを強調。トップグレードには、マトリクスLEDライトやアダプティブハイビームといったインテリジェント機能が搭載される。

インテリアもスポーツイメージが一層追求された。インパネはシングルフレームグリルのモチーフが与えられ、エクステリアに用いられたデザインイメージを反映。MMIタッチディスプレイを配置するセンターパネルはドライバーシート側に10度傾けられ、ドライバーオリエンテッドなコクピットが演出されている。

メーターパネルは、MMIとの連携が図れるアウディバーチャルコックピットを採用。手持ちのスマートフォンに「myAudi」をインストールすれば、スマートフォンからナビゲーションが設定できるなど、デジタル化が促進されているのも新世代モデルらしいポイントだ。

リアシートは150mmの前後スライドが可能なほか、7段階のリクライニング機構が備わる。ラゲッジスペースは後席使用時で530L、40:20:40の分割可倒機構のアレンジで最大1525Lにまで拡大することが可能だ。

運転支援機能では、アダプティブクルーズアシストやアクティブレーンアシスト、パークアシストといった先進技術が盛り込まれ、快適で安全なドライブをサポートする。

発売時期は今後の発表を待つことになるが、市場導入時はスポーツサスペンションや20インチホイール、マトリクスLEDヘッドライト、スポーツシシートなどが装着されるスペシャルエディションが設定される予定だ。

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