ヤナセが世界への登竜門となる「Yanase BMW Golf Cup」を開催

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名門CCでの国内予選会

去る7月5日、神奈川県横浜市の戸塚カントリー倶楽部にて「Yanase BMW Golf Cup 2018」が開催された。これは1987年から開催がスタートした、「BMW Golf Cup International」という世界最大規模のアマチュア・ゴルフ大会における日本ラウンドの予選にあたり、世界50カ国10万人以上が参加して世界一を目指す競技のファーストステップ。全国のBMW正規ディーラーが主催するこうした予選会で上位入賞を果たした参加者は、国内決勝の場となる「Japan Final」へと歩みを進め、さらにそこで選ばれた選手は、日本代表として世界中の代表選手とアマチュアゴルファーの頂点を争う、「World Final」へと駒を進めるといった具合だ。
話題を「Yanase BMW Golf Cup 2018」に戻すと、その名の通りヤナセBMWの主催で行われたこの予選会は、美しく緩やかな丘陵にレイアウトされた難攻略コースとして知られる戸塚カントリー倶楽部の西コースが舞台。ビジターだけではラウンドできない名門クラブを楽しんでもらいたいというヤナセの粋な計らいで、参加者は戸塚カントリー倶楽部の美しいコースを心ゆくまで堪能した。当日は惜しむらくも小雨降るコンディションだったこともあり、「バンカーに足をすくわれた」「ラフが深くて大変」など、改めて名門コースの難しさに悪戦苦闘の声も聞かれた。
会場の戸塚カントリー倶楽部は趣深いクラブハウスや質の高い接客だけでなく、230ヤードのドライビングレンジとバンカーを備えたふたつのベントグリーン、さらに20~75ヤードのアプローチ場が常設されるなど練習環境が充実している点も魅力のひとつ。参加者は男性64人、女性13人で、今日がコース初デビューという方からセミプロ級の腕前の方も含めて、それぞれのスキルに応じてこの難コースと向き合い清々しい1日を満喫したようだ。

予選会当日には、ヤナセBMWがスペシャル・ゲストとして女子プロ・ゴルファーの片野志保選手を招いてスイングチェックを実施。競技中に参加者のスイングをムービーで撮影して、希望者には片野プロが鋭い分析に基づく絶妙なアドバイスを送っていた。「プロでもクラブのシャフトを1本変えるのに何ヶ月もかける。ゴルフってそういう難しいスポーツなんです。皆さんも地道に楽しみながら練習していって下さい」という激励に、「なるほど!」という声も多く聞かれたので、スコアアップのヒントを持ち帰った方も少なくないだろう。
夕食会を兼ねた結果発表では、ヤナセバイエルンモーターズ株式会社の代表取締役社長である藤田和由氏(写真右)が「今年で2回目を迎えたYanase BMW Golf Cupは、多くの方々のご協力を頂いて今回も戸塚カントリー倶楽部で開催することができました。今日は、小雨が舞う天気でしたが、自然を相手にプレーするのがゴルフの難しさであり楽しさでもあったのではないでしょうか」と挨拶。そして、「ブービー」「ブービーメーカー」「キリ番」「ニアピン/ドラコン賞」が発表されると会場は沸きに沸き、続いてJapan Finalへと駒を進めることとなった3名を表彰した。優勝の岩野住夫さん(左から2番目)は、「初めてのコンペでしたが、パーティに恵まれて楽しくプレイできました。優勝できたので来週あたりにクルマを(ヤナセで)買い換えます」と笑いを誘った。ベストグロス賞を獲得した揚妻 晶さん(写真左)が、「プレイしやすい雰囲気を作って頂いたパーティの皆さんに感謝しています。Japan Final、がんばります!」と強い意気込みを語ると、総合13位で女性部門の優勝者となった宮下志保さん(右から2番目)は「まさか選ばれるとは思ってもいなかった! 戸塚はコンディションが最高でとても楽しめました」と興奮を隠しきれぬご様子。

こうして名門コースを舞台にした、Japan Finalへの道は、非常にハイレベルな争いで幕を閉じた。このYanase BMW Golf Cup 2018 から国内決勝に進まれた3名には、ぜひ世界戦を目指してご健闘をいただきたい。

ヤナセBMW http://www.yanase-bmw.com/jp/yanase-bmw/ja/index.html

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