標準ボディのメルセデス・ベンツAクラスセダンがフォトデビュー

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ガソリン車は1.3リッターターボの「A200」から

ダイムラーは7月26日、メルセデス・ベンツの新型「Aクラスセダン」を発表した。このモデルは先に発表されたAクラスLセダン(ロング)のスタンダードホイールベース版である。初披露は10月に開催されるパリ・モーターショーで、市場導入予定は2018年末からだ。

ボディサイズは全長4549×全幅1796×全高1446mmで、今年2月に発表されたハッチバックボディより130mm長い。2729mmのホイールベースはハッチバックと同じだ。

まず設定されるのは、163ps/250Nmを発揮する新開発の1.3リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載する「A200」と、116ps/260Nmを引き出す1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボを積む「A180d」。トランスミッションはいずれも7速デュアルクラッチの「7G-DCT」を組み合わせる。

デザインの基本は、先に発表されたハッチバックやLセダンと共通。前後のオーバーハングは短く設定されたスポーティなスタリングが特徴だ。後席の居住性は高く、その広さはセグメントトップとダイムラーは胸を張る。420L確保されたトランク容量は、Cセグメントに属するコンパクトクラスとしては十分に広い。

本サイトでも既報のとおり、空力性能に優れているのも新型Aクラスセダンの特色。空気抵抗係数(Cd値)は現行型CLAクーペと同じ0.22で、量産車では世界最高水準だ。

新型Aクラスから搭載されるマルチメディアシステムのMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)や、ワイドスクリーンを組み合わせるコックピット、そして現行Sクラスに匹敵する先進の運転支援システムを採用しているのは、ハッチバックモデルと変わらない。

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