【海外試乗】もう一度ワゴンに乗りたくなる! ボルボ V60

ステーションワゴン復権の狼煙

試乗車は2リッター4気筒ターボ+スーパーチャージャーのT6にFFベースのオンデマンドAWDを組み合わせた仕様で、新型のパワーユニットにはこのほか電気モーターで後輪を駆動するT6ツインエンジンとT8ツインエンジンというふたつのプラグインハイブリッドを用意。また、ガソリンではT5、ディーゼルではD4/D3というベーシックな2リッター4気筒ターボも選択できる。なお、日本へも本年中には新型が導入される見込みだが、パワーユニットなどの詳細は現時点で未定とのことだ。

試乗車は310psと400Nmの2L 4筒ターボ+スーパーチャージャーを搭載するT6。このほか電気モーターで後輪を駆動する2種のPHVなど、パワーユニットは多岐に渡る。ドライブモードはデフォルトのコンフォートのほか、エコ、ダイナミック、インディビデュアルをセンターコンソールのダイヤルで任意に選べる。モード変化はかなり明確に伝わる。

走らせてみての第一印象は冒頭のとおりで、エンジンしかりシャシーしかり、あらゆる操作に対してリニアでダイレクトなレスポンスがまず心地いい。個体差はあったが、特にステアリングは精度が高くフィードバックも正確に伝わってくるから、こちらがリズムを合わせるというよりも、まさに意図したとおりにクルマが動いてくれ、街中から高速まであらゆる状況下でリラックスして運転できる。

 

ル・ボラン2018年8月号

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2018/07/04 17:30

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