アルファ・ロメオ・ザウバーF1、最下位じゃないぞー!【嶋田智之の月刊イタフラ】

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新人のルクレールが稼ぎ頭!

 今シーズンのF1グランプリにアルファロメオの名前が還ってきたことで、これまでとは違う楽しみが生まれてきたりはしてるのですが、正直に白状するなら、母体となるチームが昨年ランキング最下位だったので、戦績にそれほどの期待感を持ってたわけじゃないんです。同じようなF1ファン、アルファロメオ・ファン、意外と多いんじゃないでしょうか?

 でも、アルファロメオ・ザウバーF1チーム、意外と頑張ってます。第6戦モナコを終えた時点で、チーム・ランキング9位! ビリじゃないのです。しかも8位のハースと7位のトロロッソまでは8ポイント差、6位のフォース・インディアまでは15ポイント差。あと15戦もレースがあるわけですから、ひっくり返せる可能性だってたぷり残ってるわけです。

 ドライバーのランキングでも、新人のシャルル・ルクレールが驚いたことに20人中の13位! 13位ですよ! フェラーリ育成ドライバーの彼が第4戦アゼルバイジャンで6位入賞を果たすなどポイントの稼ぎ頭で、新人らしからぬ戦いぶりであちらこちらで超高評価。近い将来のスクーデリア・フェラーリへの昇格もウワサされ始めています。レースの中継を見ていても、昨年までのザウバーと違って画面に映ったり話題にされたりすることも多くて、何だか嬉しくなっちゃいますよね。そして、もうひとりのマーカス・エリクソンはランキング17位。彼にも頑張ってもらわなきゃ!

 そういえばつい最近、スクーデリア・フェラーリのチーフ・デザイナーであるシモーネ・レスタが、7月からアルファロメオ・ザウバーF1チームのテクニカル・ディレクターに就任することがアナウンスされました。もちろんチームの強化のため、でしょう。

アルファロメオ効果、確実に出てますね。今シーズン、もしかしてもうちょっと期待感を持っていいのかも!

 

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